こんにちは、cloverです。
今日は、小学校の授業参観でした。
3クラスを1人で回るのもとても大変![]()
実質的に3学期の半ばの授業参観は1年間の総復習で
成果の発表か、次の学年へ向けての目標表明。
3人の順番を聞いてはいたものの、3階建の校舎を
何度も行ったり来たりしました。
無事、3人の頑張りを見られて、ほっとしましたが……私は疲れました![]()
午後からはちょっぴりダラダラデーです(^^;
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さて、本日のテーマは、ブログの初心に戻って借金についての考え方です。
今、こんなふうに借金&崖っぷちな内容のブログを書いていますが、
私個人的な意見として、
本当に必要な時、正統な借金は仕方ないかもしれないけれど
正直なところ、あまり貸付を受けるというのは好きではありません。
自分自身も、身をもって返済を体験したことなので
私自身の返済の経験を少しお話しします。
……といっても、これは 『大学進学時の奨学金』 の話ですけどね。
やはり、4年分の奨学金ですから、
あらかた大きいまとまった金額になりますよね![]()
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私は国公立4年大卒で、大学生活の4年間、奨学金を借りました。
いわゆる、今のJASSO(独立行政法人 日本学生支援機構)で
高校卒業の時に学校を通じて手続きをし、育英手帳を発行して
正統な国からの貸付を受けました。
約20年前の話ですが、
当時、第1種貸付(無利子貸付)が、国公立大で自宅外通学の場合、
1カ月35,000、年額42万円を奨学金として貸付けを受けることができました。
それで、4年間借りるので ×4をすると、1,680,000円。
(現在では、1カ月51,000円、 4年間だと 2,448,000円)
当然ですが、本人が教職員の職務もしくは国家公務員等に就職して
申請して免除を受けない限り、
どんな職業に就いたとしても
卒業した年から返済が始まるわけです。
月払だと元金毎月1万円、年払だと12万円を一括払。
JASSOの貸付けには、無利子貸付けと利子付貸付けの2種類あって、
家庭の経済基準のほかに、高校の成績内申基準があって
それによって、無利子・有利子どちらの貸付けを受けられるのかが
決まります。
それでも、私は無利子だったので168万円の元金だけでしたが
卒業した年から支払が始まるんです。
有利子だと、3%程度だったかな? 当然ですが、支払総額が変わります。
……これ、例えて考えたら、カーローンや住宅ローンと同じですよね。
当然、親御さんが、銀行からの学資ローンという形で借りることも
考えられますよね。
大学進学ともなれば……やっぱりね。
だけど、「奨学金」の返済義務は、学校に通った本人です。
親御さんではありません。
今の現行制度の24年度貸付の場合を数字を書くと、
国公立で自宅外だと約250万、私立の自宅外だと約310万
4年間で借りられる金額が、です。
総額でいくらかという話。
これを、大学に通っていた本人が返さないといけない。
まあ、本人が教員の職に就いて返還免除となれば別ですが。。。
支払方法は、途中増額や、一括払いも当然できるし、
一般の銀行ローンと同じで早期繰上返済をすると、一部減額となります。
それでもね。
私が卒業して就職したのは、士業の個人事務所だったので、
初任給も安く、地道に毎月1万円ずつ払いましたよ。 総額168万円。
結果、14年かかりました。
22歳で卒業(就職) → 36歳で完済
つまり、結婚して数年間はまだこの支払が残っていました。
ながっ![]()
これ、もし今の24年度の貸付金で試算すると
月2万円ずつ払っても10年かかります。無利子でも。
JASSO、貸し付けた学生からの未収金額もかなりあるようですが、
返済する人たちの支払が滞る気持ちもわからないでもないですよね。。。
払い終わって、私の結論。
仮に、どんなにでどころのきちんとした貸付金でも、完全に返済するのには、
『きちんと自分でコツコツ少しずつでも返す』 という
覚悟と自覚が必要ということ。
低賃金だったので、かなり苦しかったですが、
『そのお金で大学に行かせてもらったんだ』 と思っていたので
頑張って返しました。
最後の支払をした時は、やったー!と思いましたよ☆
やっぱり、その時は必要だと思って借りるんだけど、
借りたものは、苦しいけど借りた本人が返済をしないとね……![]()
何のために、貸付を受けるのか。
きちんと考えて融資は受けましょう。
ま、本当にまっとうな借金だったにしても、借金はないにこしたことないですね。
あっ、そういえば。
夫にも、県の教育委員会からよく通知が来ています。
夫は私立大学だったので、奨学金の金額は私よりも高額なはず。
もしかしたら、まだ残ってる……???