7月10日。

出資馬カタリテに安楽死の処置が施されたことがクラブから発表された。

 

【前回の記事】

 

5月に小腸に腫瘍が見つかり、開腹手術を受けていたカタリテだったが、4日に行われたエコー検査で腫瘍の再発が確認された。

 

その後は、栗東トレセンの入院馬房へ移動し、懸命な治療が継けられていた。

 

しかし、大幅に体重を減らしており、再び手術に耐えられるだけのの体力がこれ以上残されていなかったこと。

さらに、回復する見通しも立たないことから、苦渋の決断として安楽死の処置が選択された。

 

短期間で同じような腫瘍がまた確認されること自体が非常に稀なケースであり、診療所の獣医も「これまでに見たことがない」と話しているという。

 

今後は病理組織検査が行われ、詳しい原因の調査が行われる予定とのこと。

 

デビューからわすか4戦。

2勝を挙げ、重賞でも十分に通用する能力を見せてくれた。

共に過ごした時間は少なかったが、多くの夢を見せてくれた一頭だった。

 

お疲れ様でした。

どうか安らかに。

7月9日。

クラブホームページで、カタリテの情報が臨時更新された。

 

5月に小腸の入り口に腫瘍が見つかり、開腹手術を受けていたカタリテ。

手術後は一時細くなっていた飼い葉食いも徐々に回復傾向にあったが、3日夜、放牧先の牧場で熱発した。

 

獣医が駆けつけ再度エコー検査を実施したところ、

手術を行った小腸内に複数の腫瘍が発見された。

 

その後、再び栗東トレセンの入院馬房に移動し。懸命な治療が行われているものの、馬体重は370㎏代まで減少。

前走から80㎏以上も体重を落としている。

さらに、馬房で横たわって寝ている時間も長く、表情からもかなりしんどそうな様子が見受けられるなとのこと。

 

管理する北出調教師からもカタリテは深刻な状況にあると報告されている。


今はただ、命をつないで回復してくれることを願うばかり。
カタリテが再び元気な姿を見せてくれる日を信じて待ちたい。

 

6月7日。

出資馬のグランフォワイエのファンド解散がクラブから発表された。

 

 

グランフォワイエは、父ロゴタイプ、母ゴートゥートラベルという血統。

近親には桜花賞馬ジュエラーがいる。

 

血統の良さに加え、一口価格も手ごろだったことから、2024年度ノルマンディー2次募集も即満口になる人気を集めた。

 

育成も順調で7月福島で早期デビュー。

しかし、デビュー戦で大敗すると、初入厩から1ヶ月も経たぬうちに矢野厩舎への転厩が決定。

 

同厩舎の他のクラブ馬も移籍していることからも、クラブと厩舎の間で何かしらのトラブルがあったのだろうか。

 

矢野厩舎への移籍後も、寄生虫による哀調不良や馬体の成長が思うように進まず、2桁着順が続く苦しい競馬が続いた。

 

その後、再度新規開業の室井厩舎へ移籍。

しかし、状況は好転せず、芝からダートへ条件を替えたレースでもタイムオーバーの最下位という結果に終わった。

 

会員からの期待も大きかった一頭だったが、相次ぐトラブルに見舞われ、本来の力を発揮することなくファンド解散を迎えることとなった。

 

今後は、競走馬登録を抹消し、11日のサラブレッドオークションに出品される予定。

 

新たな環境で、もう一度チャンスをつかめることを願いたい。