天使ママになって間もなく1ヶ月。

息子が頑張ってこの世に生を受けたことを言葉に残したいと思い書きました。



長女を不妊治療で授かってから2人目を願うも10週で流産。

まだまだ頑張れたかもしれないけど気持ちが追いつかず2人目の不妊治療は止めることに。

それから2年と少し…。突然私達家族の元に新しい命が舞い降りてきました。

思いがけない自然妊娠に驚きつも嬉しさいっぱい。

何よりも嬉しかったのはずっとお姉ちゃんになりたい!と言っていた長女をお姉ちゃんにしてあげられることでした。

妊娠の経過は順調で無理のない範囲で仕事も続けつつ日々大きくなっていくお腹や胎動を感じながら穏やかな毎日を過ごしていました。

6ヶ月検診でも特に異常はなく成長も順調そのもの。性別も男の子と分かりました。


それからわずか3日後。

普段通り過ごしていた土曜の午後、突然お腹に違和感が。

張りとは違う何か波のような軽い痛みがみるみるうちに強い痛みに変化して更に3分おきくらいに襲ってきました。

この間、わずか20分くらい。直ぐにかかりつけの産院に連絡をしたら今すぐ来て下さいとのこと。

幸い主人がいたので直ぐに向かえたのですが歩くのも困難な程お腹の痛みが尋常ではなくなっていました。

そして向かう車の中で何回目かの強い収縮を伴う痛みの後に何か股の間からポコっと飛び出てきたような感覚が。次の瞬間大量の羊水が出てきてしまいました。

何が起こったのか冷静に考えられず赤ちゃんが死んじゃう!とただただパニックに。

産院に到着するもすぐに救急車にて設備の整った大学病院に搬送されました。


大学病院に到着後の診察でまず赤ちゃんを確認したところ、しっかり心拍も確認できて無事である事がわかりました。

ただ全破水、週数が21w3dである、本陣痛が間もなく始まること、母体の感染が心配であることなどを踏まえ妊娠継続が困難である事をまず説明されました。

それでも赤ちゃんを助ける方法があるならと思わずにはいられませんでした。

続けて先生から今の赤ちゃんの大きさと週数では救命が困難である(そもそも21週の赤ちゃんは救命対象にはならない。救命対象は22週からという決まりがある。)ためお薬でコントロールして少しでも長く赤ちゃんをお腹の中に留めて成長してもらい出産を迎える事もできますと。ただ赤ちゃんが元気に育つか、その後も何の障害もなく過ごす事が出来るかについては分からないとも話されました。

けれども私の中でこのまま陣痛を待って21週で出産(流産)になってしまう選択肢はありませんでした。

先生ともしっかりお話しをし、この日から私の絶対安静生活がスタートしました。