先月の後半に子供たちの通う小学校のスポーツデイがありました。イギリスの小学校ではこの時期にスポーツデイと呼ばれる運動会のような行事があるようです。

 

イギリスの一般的なのかは分かりませんが、そこの学校のスポーツデイは金曜日の午後1時から2時間の短い運動会で、私が日本で経験した運動会の様にダンスや鼓笛隊の演奏等はなくて、全てと競争やサックレースなどスポーツにあたるものばかりでした。

チーム対抗で赤、青、黄、緑の4チームに分かれて、全てのチームにレセプションから6年生までの生徒がいる縦割りスタイルでした。

 

気合の入るイベントが苦手な私は、朝早起きしてのお弁当作り等がなくて良かったです。

 

徒競走、リレー、スプーンに乗せたボールを落とさない様に走るレース、麻袋に入ってジャンプしながら進むレース、障害物競走等、子供の競技が終わったら、父兄の中から走りたい人が参加する徒競走がありました。

お父さんグループとお母さんグループに分かれて行われたのですが、それを見て思ったのはお母さんグループは楽しみたいからまたは子供に走ってとお願いされたから走る。お父さん達は足に自信がある人達が走る。という感じでした。全員予想以上に早くてびっくりしました。運動会で父兄の人が走ると転ぶ人がいるイメージがありますが、やっぱり転んでいるお母さんが二人いました。普段走らない人が急に本気で走ろうと思うと危ないですね・・・。

 

外出してるときに走り回って追いかけるのが大変だと思っていた息子がクラスの男子の徒競走でビリだったので来年は後ろから2番目くらいにはなってる事を願います。

 

この間引っ越してきたばかりだと思っていたら、イギリス生活も一年が過ぎました。

 

苦手で出来るだけ回避していたラウンドアバウト(環状交差点)も通り慣れた場所はそれほど嫌がらずに通れるようになりました。

 

いまだに石畳の道や、レンガつくりの建物は飽きることなく素敵で同じ場所で同じような写真を撮ってしまいます。

 

英語は去年の秋から週一でチャリティーショップでボランティアをしているおかげで、来た当初に比べたら耳は慣れたような気がします。とはいえイギリス英語にはまだまだ苦戦しています。最近の発見は、前髪をイギリスではフリンジと言う事です(アメリカでは日本と同じでバングスと言われていました)。

 

一年たった今、ずっと気になり続けていることがあります。喫煙者が多い事と自転車の手放し運転が多い事です。

 

アメリカでは公共の場所で喫煙できる場所が少なかった事もあったのか外出中に喫煙者を気にしたことはあまりなかったのですが、イギリスに来てから歩きタバコをしている人が多くて、子供と一緒に外出している時は特に気になります。日本のタバコよりも値段もずっと高いのに喫煙者の多さにびっくりします。

 

イギリスは自転車に乗る人が多く、車が通行不可の自転車専用のトレイルも充実しているようです。自転車運転のスキルに長けている人が多いようで、手放し運転している人がすごく多いです。心配性ドライバーの自分は手放し運転の自転車がそばにいると怖くてしょうがありません。両手でスマホを操作しながらの手放し運転・・・交通ルールには違反していないのでしょうか。せめて車の真横を走るときはハンドルを握っていてほしいです。

 

今週からイギリス中東部も暖かくなって、今まで寒かった分、家の外に出た時に寒くない事がありがたいと感じます。

イギリスで暮らして一年経ってイギリスに暮らす人達がよく天気について話すのが分かる気がしました。

 

 

今日はイギリスではワールドブックデイという日で子供達が自分の好きな本のキャラクターの仮装をして登校できる日でした。

 

娘はエルサのドレスを着ていきたいというのでもともと持っていたドレスがあったのでそれを着て行きました。好きな本のキャラクターのはずなのに家にあるフローズンの本は半分も読んでいないんだけどなぁ・・・と思ったけど、本人の好きなようにさせることにしました。

 

問題は息子の方で、好きな本のキャラクターはある?と聞いても「アンパンマン」または「分からない」。アンパンマンはイギリス人は知らないし・・・。ワールドブックデイの数週間前からスーパーで色々なコスチュームが売っているのでその中から本人に選んでもらった結果、ハリーポッターになりました。一番最初は、イギリスで人気のグラッファロという茶色い怪物のようなキャラクターの着ぐるみが良いと言っていたのですが、治りかけの湿疹に悪い刺激を与えそうな生地だったので諦めてもらいました・・・。

 

学校の登校には毎日親が付き添って校門のところで校長先生が挨拶をして迎えてくれるのですが、校長先生はかかしの恰好でした。今朝は他の子供がどのような格好をしているのかチェックしてみると、ざっと見て女の子はプリンセスのドレスの子が多くて、男の子はハリーポッターが多かったです。

 

衣装は手作りの子供も多くて既製品と比べてアイデアが感じられたり、オリジナリティーがあって良かったです。私も来年は自分で作れたら自分で作ってみようと思います。さすがにドレスとかは無理だけど・・・。

 

思いつく限りどんな仮装をしていたかリストアップしてみます。

オズの魔法使いのライオン&かかし、不思議の国のアリスのウサギ&チシャ猫、ピーターパン、フック船長、ハルク、ミスターバンピー、カウボーイ、赤ずきんちゃん、ウォーリーを探せのウォーリー、スティックマン。

チャーリーとチョコレート工場のミスターウォンカがスーパーで見つけた衣装の中で個人的に一番好きだったのですが残念ながら見当たりませんでした。

 

ワールドとつく位なのだから日本でもあるんじゃないかと思って調べてみたら4月23日に「子ども読書の日」があるそうです。