「もったいないじゃないか!! 変わりはいくらでもいるけど、困るんだよね~」モグモグ…

どこからともなくもう一匹のキュゥベえが現れ、バラバラになったキュゥベえの死骸を食べてしまった。

キュゥベえ「ふ~、キュっぷい!」

巴御前「殺しても殺しても、後から後からどこからともなく沸いてくる・・・ほんと、あなた達って大昔から変わっていないわね。ところで質問! あなた達って本当に生きものなの? 実は造り物だったりして・・・ふふふ」

キュゥベえ「(ぎくっ!!)そ、そ、そんな訳ないじゃないか!!」

巴御前「へ~そ~(随分慌てた様子だけど…)まあいいわ。そんなことより、キュゥベえ、あなたの立場、大変なことになっているみたいよ」

キュゥベえ「なんだい、それは?」

巴御前「さぁね~・・・自分でお調べになったら?」

キュゥベえ「君達はいつもそうだね。僕らはいつも誠実に君達に対応しているに、僕らにはいつも冷たいんだ!」

巴御前「誠実!? キュゥベえも冗談言うとはね。ふふふ、あなた達にはついていけないわ。 私、用事思い出しちゃった。それじゃね~!!」

シュピーン!!
巴御前はその場から姿を消した。と同時に亜空間は消え去り、その場にはキュゥベえが一人残された。

キュゥベえ「冗談って何のことなんだろう? まあいい。それよりも僕の立場が大変なことになっているって言っていたけれど・・・」