クラブ活動紹介 音楽クラブ♪ | クローバー学園のブログ

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千葉県市原市の障害者支援施設、クローバー学園のブログです。

こんにちは。クローバー学園 女子支援課の今村です。

ブログをご覧いただきありがとうございます。

 

学園では、利用者様の余暇時間を少しでも充実して過ごしていただく為、

音楽クラブ、絵画クラブ、おしゃれクラブと、3つの活動を利用者様に提供しています。

 

今回は、音楽クラブの様子を紹介していきたいと思います。

音楽クラブは、その名の通り、音楽鑑賞や、楽器演奏を楽しむクラブです。音楽が大好きな利用者さんが多いので、皆さん笑顔で参加されています。

このクラブができたのは、どんなきっかけがあったのでしょうか。

創立当時のことを、施設長に伺いました。

 

施設長;「毎月の行事や、選択メニュー、個別の外出等、利用者様の日々の生活に彩りが出るよう、余暇支援を提供していたが、ある保護者様より、『毎月の行事はあるが、食事を楽しむ場面が多いと感じる。食事を楽しむことも大切だが、重度の障害者でも楽しめる、何か文化的な活動を増やしたらどうでしょうか』との提言がありました。日々の生活の一部として、少しでも楽しめる取り組みは何かと検討し、音楽クラブの創設を行なうことにしました。音楽は、障害の有無にかかわらず、楽しむことができ、また文化的であり、生活に彩りを持たせることができるので、クラブ活動とすることにしました。活動内容は、ハンドベルの演奏や、太鼓の演奏といった、重度の障害をお持ちの利用者様が楽しんで演奏することができ、またその演奏を聞かれている他の利用者様も同じように楽しむことができるよう配慮しています。コロナウイルス感染症の発生前は、クリスマス会等で、利用者様や保護者の皆様に披露する機会がありましたが、現在はそういった機会がなかなか持てずに、残念に感じています。」とのことでした。

 

クラブ活動一つとっても、様々なエピソードがありますね。

 

さて、10月の活動で演奏した楽曲は、赤鼻のトナカイです。

楽器はハンドベルを使っています。

このポスターのようなものが、楽譜となっています。

色のついた四角のマークが、利用者さんが各自持っているハンドベルの色に対応しており、

この色にあわせてに演奏することで、素敵なメロディーになります。

現在は、12月にあるクリスマス会での発表の為、練習を行っています。感染症との兼ね合いもあり、これまでのような発表会は難しいかもしれませんが、どんな形でも発表する場を持てるよう、配慮したいと思います。

参加して下さっている御利用者はもちろん聞いて下さっている御利用者様も楽しんで参加して下さっている様子がみられます。創設当初気持ちを大切にし、障害の有無に関係なく楽しめる活動を、これからも提供できればと思っています。

 

次回のブログでは、ハロウィンの様子をお伝えしたいと思っております。

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。