日本の自殺者は1日90人と言われている

そのうち約3割はうつ病だ


よく言われるのが『生きたくても生きれない人も居るのに』

その気持ちはわかる、無念だったと思う

ただ『死にたくても死ねない人』はたった今も苦しんでいる事を想像して欲しい

どっちが辛いかなど比べるものではないし、本人と家族にしかわからない


しかし言葉の暴力は善悪関係なく降り注ぐ

『生きたくても生きれない人』は沢山応援され、尊ばれ、惜しまれることが多いだろう

だが反対に『死にたくても死ねない人』には、生きたい人に失礼、なんで死なないの?根性なし、甘え、構ってちゃん...沢山の言葉の暴力が降り注ぐ事が多いだろう

時として1番の味方であるはずの家族からも、あんたなんか産まなきゃ良かったと


仮に日本に安楽死があるとすれば自殺者は間違いなく増加するだろう

それだけ生きる事の方が辛い人がたくさん居る


支えたり寄り添うのは難しいのは当然だ

その人の苦しみなど理解出来なくて当たり前だ

言わなきゃ良いのに耐えきれなくて吐き出してしまう時がある

そんな時に言葉の暴力だけは浴びせないで、無理ならそっと離れて欲しい


最後に言いたいのは『人間誰しも紙一重』『明日は我が身』であることだ