私が管理者を務めた職場を離れて半年
引き金を引いた後輩と踊らされた会社の代表
他の社員達の動揺は止まらず次々と問題や対立が起こっているようで、部外者の私のところにLINEや電話での相談がきます
結局ね、会社の理念がしっかりしてないんですよ
ただ表面上だけ繕った理念なんて社員にとっても無意味なんですよ
どんなに就業規則を作ろうがワンマン経営ならば意味をなさない、ただの好き嫌いなんですよ
そりゃあ不平不満は出るでしょう
内部で疑心暗鬼になってるからもう部外者の私に相談があるんでしょうね
軸がしっかりしてないとブレるわけで、そうなると下の者は判断がつかなくなる
何が正解かよりも何が好まれるかでご機嫌伺いしかできなくなる
それに疲弊したりうんざりしたりして辞めていくんですよね
前回話した性的虐待の件もお咎めなしなんてあり得ないと思います
私に相談してくる人達もみんなそう言います
だってそれが許されるなら規則どころか福祉とは何ぞや?からですよ
今後誰が何をやっても許すことになるし、事実を知っている社員達は不満を持ち続ける
目の前の嫌なことや臭い物に蓋をする、隠蔽体質、その場しのぎなのは前々から指摘してきましたが、ここまでいくと崩壊するでしょうね
私に相談してきた人達にはそう伝えています
腐ったミカンを放置してれば周囲も腐っていくのです
誰かに仕向けた悪意は周り回って返ってくるのです
それを間近で見てきた者は離れていくのです
会社の経営は1人では出来ません
社員とも顧客とも人間同士の付き合いなのです
自分だけのモノと勘違いをすれば崩壊していくのは至極当然なんですよね
経営者は労働者あって、顧客あって初めて利益を産むわけですから
『人』の部分を大事に出来ない、『理念』がしっかりとない会社は絶対に繁栄しません
人の部分は説明しましたが、なぜ理念がないとダメなのか?
それは『決断がブレて方向を見失う』のと『何かあった時に逃げてしまう』からです
経営というのは本当に大変なこと!だからこそ軸がないと正しく立ち向かえないのです
私はこの経験を反面教師にしますけどね