『My Wandering Days Are Over』Belle & Sebastian
わずか3日間でレコーディングされた(ホンマか!?)という
96年のデビューアルバム『Tigermilk』から。 ご存知のとおり、僕の放浪時代は終わった
ってことは僕は退屈な奴になったってことか?
教えてくれ
独り言を聞くのは、もう飽き飽きだよ
マイケルとか、あの連中の世話を焼くのはもうくたびれたよ
(対訳:山下えりかさん)
ベルセバは圧倒的に最初の3枚が好きと言っちゃう僕は、ファンとしてはたぶん良いファンではないんだろうけど、普通そういう場合は「今のベルセバは好きじゃないんだよな」みたいになりがち。
でも今もリリースがあるたびにちゃんと手に入れて聴くちゃんとしたファンなんです。これってやっぱり熱心なファンということになりますよね。
日本盤を手に入れ、対訳も読んでみると、とてもいい詩なんだけど、かといって心をかきむしられるってほどでもない。
セールス的にも大成功しているので、僕ら聴き手が支えなきゃって使命感も不要だし。でもなんかずっとこっち側に居る。
「熱狂」がない分、いつまでも好きなんでしょうか。かなりの頻度で聴いてしまいます。
他にあんまりないんですよね、こういう存在のバンド。