Jumping Jack Flash / The Rolling Stones
僕が18歳の時に加入していたバンドはストーンズやフーのコピーバンド。
僕の役割はもちろんミック・ジャガー。
「アイワズボーン エナクロスファイヤ ハリケェイーン」と唇を必死で横に広げながら
ハンドマイクでステップを踏みながら歌っていたのだ。
b-flowerでの僕を知ってる人は「ガハハ、似合わん」と笑いとばすでしょうが、
結構、イケてたんちゃうかなと、本人はいまだに思っています(同級生の証言求む)。
ちなみにレパートリーは「悪魔を憐れむ歌」「Under My Thum」etc
ただ、僕の声でストーンズはやはり無理があるなと気づいたのと、人間的に決定的に
ワイルドさに欠けていることを自覚するにつれ、だんだん「演る」のが恥ずかしく
なっちゃいました。これは「あこがれの存在」として置いとくべきだなと。
この「Jumping Jack Flash」のビデオは高校生の時に何百回と見て、ミックの
口の開け方や腕の伸ばし方、足の運び等の動きを必死でコピーしてました。
自分にないものを持ってる人ってやっぱりあこがれますよね。
スタイルとして、ロックボーカリストの原型であり、完成された最高の形だと
僕は思います。