
Flying On The Ground Is Wrong / Buffalo Springfield
Album「Buffalo Springfield」
‘時々僕は自分が望みのない子供になったように感じる
時々僕は自分が王様であるかのように感じる’
66年の 1stアルバムから、「Flying On The Ground Is Wrong」です。
バッファロー・スプリングフィールドと言えば、70年代以降のアメリカンロックはもちろん、
レッド・ツェッペリンやフェアポート・コンベンション、80年代以降のイギリスの幾多の
ギターバンド、そして日本では はっぴいえんど への影響と、ミュージシャンから支持
が非常に高いグループです。
アメリカンロックが苦手(カントリーミュージック臭が嫌いなのです)な僕も、
数少ないお気に入りアメリカのグループの一つです。
僕がこの曲を知ったのは確かイギリス Rough Trade レーベルから80年代前半に発売されて
いた Rainy Day というグループのバージョン。
消え入りそうな静謐なバージョンで、すごく好きでした。
彼等のオリジナルかと思っていました。
だからこのバッファローのバージョンを聴いた時は「なんじゃこの陽気なアメリカンは」
という感想。
しばらくの間は「なんかいろんなミュージシャンから尊敬されるアメリカンロック」
という認識だけで、全然好きじゃなかったのですが、いつのまにか好きになっていました。
Rainy Dayのレコードどこいったんやろ?