フィン・ブラザーズ | clover chronicles Ⅱ

clover chronicles Ⅱ

b-flower・Livingstone Daisy 八野英史の音楽年代記 クローバークロニクル2

$clover chronicles Ⅱ-finn brothers

Won't Give In / Finn Brothers
        Album「Everyone Is Here」


ニュージーランド出身のティム・フィンとニール・フィンの兄弟でのユニット。
当初「Don't Dream It's Overが大ヒットしたクラウデッド・ハウスの兄弟」くらいの
認識しかなかったのですが、その良さを教えてくれたのは外間隆史さんでした。

彼はクラウデッド・ハウス以前のスプリット・エンズの時代から好きだったそうで、
95年にティムとニールがふたりで、その名も「Finn」というアルバムを出したときに
「聴いてみなよ」とすすめてくれました。

その後 僕は、ニールの声や、根底に間違いなく流れていると思われる「ビートルズの影響」
を見事に消化しきった、いぶし銀なのにみずみずしいポップセンスにすっかりヤられ、
イギリスのグループにもアメリカのグループにもない、よい意味での田舎っぽさや、
曲によっては環太平洋なテイストをも持ち合わせた深い音楽性にもハマりつつ、
それまで「ちょっと違うかな」と敬遠していたクラウデッド・ハウスまでも一気に遡って
聴き、より好きになっちゃいました。(息継ぎなし)

この作品は2004年リリース。
下の動画はこのアルバムのとは違うバージョンですね。