こんばんは、サワスコです。
さて、上のタイトル、2年10ヶ月、
これはいったい何の期間だと思いますか??
これは、ある患者さん:きょうこさん(仮名)がクローバー歯科を
初めて受診されてから治療が終わるまでの期間です。
最初はこんな状態でした。
歯が痛いところもあるが全体的に治療してほしい・・・と言うことでした。
セラミックは割れている、歯肉に膿瘍はできている、清掃状態はよくない、
下顎も後退している、虫歯もたくさんある・・・・・
このような感じでした。
それから、歯周治療、虫歯の治療、神経の治療、
感染根管治療が続きました。
途中で仮歯に変えていきながら、でも仮歯が割れてくるし、
なかなか治療も進みませんでした。
しかし、きょうこさんのすごいところは、
たぶんあきらめなかったことだと思います。
仕事でこれなくなって連絡なかったときでも、
必ず後日予約の連絡がありました。
そうこうしているうちに時間は1年以上経ちました。
次の写真は、初診から1年9ヶ月後です。
やっと、虫歯や神経、感染根管治療が終わったところです。
仮歯が異様に大きかったですね。
次に取りかかったのは、下のあごを前方に誘導することです。
スプリントを作り、後退した下顎を前方に誘導し始めました。
そして、2回目の仮歯(プロビジョナル)に変えたところです。
どうですか、
今まで見えなかった下の歯がきちんと見えてきましたね。
このあと、ホワイトニングを行い、最終補綴へ。
きょうこさん、ほんとに頑張りましたね。
欲を言えば、上顎のアーチが狭くなっていたので、
矯正で拡大してあげるとなお良かったんですが、
さすがに矯正は希望されませんでした。
ほんとの戦いはこれからですね。
さあ、これからはきちんとメインテンスをしていきましょうね。
そして、今の状態が長く長く維持できるように
ぼくたちもこれからもしっかり見させていただきますね。
ほんとにお疲れ様でした。
今日は久しぶりに歯の話でしたね。
それでは、また。