Dr.はるかです。
現在、クローバー歯科で治療を受けられている
妊娠中の女性が数名いらっしゃいます

そこで、今回は妊娠中の歯科治療について
お話ししたいと思います
妊娠期は女性ホルモンの影響により、
お口の中にトラブルを起こしやすい時期です。
歯周病菌や菌産生の炎症物質は
早産・低体重児出産の危険を高めますし、
虫歯菌は母子感染により、生まれてきたお子様が
虫歯になる危険性を高めることとなります。
本来、妊娠以前より予防・治療はしておくべきであり、
妊娠中に起こるお口のトラブルの多くは、
日頃からお口のお手入れができていれば悪化することは少ないです。
と専門的な立場から申し上げましたが・・・
実際は、
歯科医院で痛い思いをするんじゃないかなとご心配なさって、
ご自分の歯が虫歯になっていたり、
歯ぐきが腫れていても受診できなかった方
妊娠以前からバリバリお仕事をされていて、
歯の治療を受ける時間が取れなかった方
って結構いらっしゃるんじゃないかと思います
そこで、妊娠中の女性が歯科治療を受けやすい時期を
お教えしておきますね
つわり・流産・早産の危険性を考えると、
比較的安定している20~30週頃がオススメです
ただし、お痛みがあるときはどの時期であっても、
すぐに受診されてくださいね

出産後はご自身の体調が回復するまで受診できませんし、
生まれてきたお子様の育児で手が離せなくなって
ご自分の歯どころではなくなるかもしれません
現在ご妊娠中でお口のトラブルをお持ちの皆様
ご出産前に歯や歯ぐきの治療を終わらせてくださいね
クローバー歯科にそのお手伝いができれば幸いです