今日は78年OSK日本歌劇団公演秋のおどり
「華麗なる黄金絵巻」全15場を紹介します。
総指揮 山辺 元彦
構成 OSK日本歌劇団
音楽 中川 昌 ・ 高山正一
振付 花柳芳十郎・荒川おとめ・羽山紀代美
場割
第1場 夢のグローボ
第2場 はばたく貿易船
第3場 華麗なる宴ーまぼろしの安土城ー
第4場 ルソンの愛 A -アゴウの浜ー
第5場 ルソンの愛 B
第6場 ルソンの愛 C
第7場 ルソンの愛 D
第8場 戦国の花々 A
第9場 戦国の花々 B
第10場 切支丹大名
第11場 ステンド・グラス
第12場 夢まぼろしのごとく
第13場 ゴールデン・レビューA
第14場 ゴールデン・レビューB
第15場 エピローグ
出演者
南 幸子・南月梨佐・長谷川恵子・近衛美樹・八汐さなみ・江美杏子・吉津たかし・古都あきら・麻月淳・美園かおる・景千代美・飛鳥美也・風間千明・磯汐美佳・滝小織・麻理美由紀・梢ひろ・比果あけみ・安芸みづほ・錦なほ・壬生ちひろ・月笛さゆり・美花みゆ紀・花形瑞姫・白鳥さつき・阿理間世里子・竜崎りえ・響じゅん・月城マリ・姫宮ちぐさ・瞳千華・奈々瀬みか・珠かおり・三枝未紀・愛千鶴・万丈あき・春若うらら・愛原美奈・小暮麻稀・優稀麗・千穂美津留・聖雅壬・北原ますみ・舞ひずる・友美愛・優花真奈美・橘宏美・嬉野さとみ・鵬さやか・灯水悠・帆波すみ香・夕凪のぼる
この作品はNHK大河ドラマ「黄金の日日」をもとにしたグランド・レビューでした。
そしてあやめ池大菊人形も「黄金の日日」。いわゆる協賛作品と言うことになります。
大河ドラマでは主役の呂宋助左衛門を市川染五郎(現・松本幸四郎)さんが演じられていました。
OSKでは古都あきらさんが大熱演されてました。
第1場は15名の合唱隊がテーマ曲を歌っての幕開け。
続く第2場では貿易船が舞台中央に現れ船上で呂宋助左衛門役の古都あきらがまだ知らない「海の向こうに」を想いを唄う。
そして場面は変り第3場の華麗なる宴へ続く。安土城内大広間での宴で女官(長谷川恵子)が唄い、織田信長(南幸子)や千利休(南月梨佐)が舞う。
そしてまた舞台は一転。
そこはルソン・アゴウの浜
十年前難破して漂流した地を訪れた呂宋助左衛門はその時助けてくれたトンゾ族の王と王女を探す。
続く5場~7場では再会をはたすが、王(吉津」たかし)から今度はイスパニヤ軍に砲弾を浴びせられたこの島を助けて欲しいと懇願される。
島民が楽しく歌う中、呂宋助左衛門をずっと思っていた王女(麻理美由起)が私の愛はどこにあるのと唄う。
そして今度は第8場 戦国の花々へ
お市の方(美園かおる)寧々(八汐さなみ)茶々(長谷川恵子)細川ガラシャ(江美杏子)がカーテン前でそれぞれ自身のことを語る。
第9場では前場の4名に加え信長(南幸子)秀吉(南月梨佐)光秀(梢ひろ)たちが人間模様を踊る。
第10場切支丹大名 第11場ステンドグラス
高山右近(近衛美樹)が切支丹の繁栄と禁制による殉教をモダンバレエを用いてドラマティックに描かれ
崩れていくステンドグラスは燃える大阪城を象徴して次の第12場夢まぼろしのごとくへ続く・・・
出演者が総出でメドレーで綴る。
第13場 ゴールデンレビューA
カーテン前で6人のゴールデンガールズ(麻月淳・磯汐美佳・比果あけみ・安芸みずほ・錦なほ・月城マリ)のダンス
第14場ゴールデンレビューB
ディスコナンバーやラインダンスなどで華やかに・・・
第15場エピローグ
出演者全員によるパレードで幕。
今も心に残るええ作品でした



