ジョンイムは「孤児院に寄付する、方法はゆっくり考える」と
院長に申し出る。
セヨンはランドセルをしょって
「ここでは暮らせない。パパみたいに死んでやる」と叫ぶ。
「あなたもいなくなるの?
好きにして、もうあなたとは遊ばない」と怒って
ドゥルレは出て行ってしまう。
中華料理店の前で泣いているドゥルレを見つけるテオ。
「店がなくなったから泣いているのか?他の店にパパと行けばいい。」とテオ。
「パパが恋しい、亡くなったの・・」と泣くドゥルレ。
「恋しくなるたびに泣くのか?そんな時はいい思い出を考えろ。
楽しかったときは?」とテオ。
ドゥルレは楽しかったときのことを思い出す。
「そうすれば、胸の中のお父さんも喜ぶぞ」とテオ。
ドゥルレは急に元気になり、孤児院へ戻り、セヨンとドヨンに謝る。
院長は「セヨンの髪は切らない。セヨンに食事をさせて」と優しくなる。
テソンは通帳と印鑑をジョンイムに渡す。好きに使っていいと言われ
「孤児院へ寄付する、いい子がいれば養子にする」とジョンイム。
「母さんの好きなようにして、母さんも我慢しないで。
はっきり意見を言って、でなきゃがっかりする」とテオ。
元中華料理店の店主パク・スンヒは酒を飲んでいる。
食堂の女主人ファン・グムシルに
「子どもを施設に預けている」と話すと
ファン・グムシルは酒をパク・スンヒに浴びせ、
「私が一番許せないことは健康なくせに子どもを養わない親よ。
よく酒が飲めるわね。獣以下よ。」と言う。
パク・ソンヒは「ソンジェ(チン社長)すまない」と泣いてしまう。
ジョンイムはセヨンのことを思い出すと眠れない。
次の日
セヨンは病気になり寝込んでいる。
院長は病院へも行かせない。
ドゥルレはパク・スンヒから預かったお金をだし、薬を買いに行く。
ガンウクは9歳の男の子と面談するが、
我が子ではないようで肩を落として帰っていく。
ジョンイムがそんなガンウクを見て、顔をそらしてしまう。
ジョンイムは寝込んでいるセヨンを見る。
「医者に見せて、さっき帰った」とウソつく院長。
「お嬢様のこの子(セヨンのこと)には孤児院はつらい。
早く養父母が見つかれば…」と院長はぼそっと言う。
セヨンは帰ろうとするジョンイムの手を離さず、
「ママ・・」と言ってしまう。
ドゥルレは薬を持って帰ってきた。
残りの金は「店主(パク・ソンヒ)に確認してから返す」と言われ
院長に取り上げられてしまう。
テソンの前に追い出された家政婦がやって来た。
人目につかないよう家政婦をすぐに車に乗せるがジョンイムが見ていた。
「今後、俺や妻の前に現れたらその時はお前を殺す」と脅し、
テソンは家政婦に金を渡す。
次の日
ドゥルレの看病のおかげでセヨンはよくなる。
テソンはゴルフの中古売買の店に入る少年を見る。
店主に聞いてみると「少年の父親が亡くなりクラブを売りに来た」と聞かされる。
そのゴルフクラブを持ってガンウクとグリーンに出るテソン。
「ミン社長は左利きなのでこのクラブを差し上げる」とテソン。
ガンウクが見ると自分が持っているブランドと同じだ。
「面白い光景を見た。誰かが売りに出した。」とガンウクに言い、
「説明してくれるか?サム」とサムに向かって言うテソン。
「それは・・・」とどもるサム。
「これはサムにあげたもの、才能あるので練習させたくて・・
だよな・・サム?」とガンウク。
「もらったものを売りに出す?」とテソン。
サムは急に膝まづいてガンウクに謝る。
「もらったものをどう使うかは彼の自由。
報告する必要や謝る必要はない」とガンウクはサムをかばう。
セヨンはジョンイムのことを思い出していると
「病気は治ったの?」とジョンイムが声をかける。
「私はセヨンが好きだけどセヨンは私が好き?
私の娘にならない?私も頑張っていいママになる。」とジョンイム。
「私一人ですか?ドヨンは弟、友達とも離れられない」と
セヨンは泣きながら言う。
孤児院の子どもたちはセヨンが養女になるのでは?と話している。
「セヨンは行かない。おじさんが来るまで待つのよ。」とドゥルレ。
ジョンイムは院長に
「弟まで連れていけない。大学でるまで援助する」と院長に言う。
院長はドゥルレに「セヨンが養女になれば、お嬢様に戻れる。
いずれドヨンも引き取る。
あんたも引き取ってもらえるかも・・」と言うと
「おじさんが来るまで一緒にいる」とドゥルレ。
「セヨンを思うなら
奥様(ジョンイム)のところに行くようにセヨンを説得して」と院長に言われる。
ドゥルレはセヨンに養女になるよう説得するが
「もう泣かないし、食事もする、病気にもならない。
私は絶対にいかない」とセヨン。
セヨンとドゥルレはチン社長からもらったネックレスを掛け合い
「一緒にいる」と約束する。
次の日
セヨンはネックレスを院長に見つかり、取られそうになるところを
ジョンイムに見られる。
ドゥルレはセヨンが連れて行かれると聞き、孤児院に戻る。
セヨンの乗ったタクシーを追いかけるが
ドゥルレは追いつけず・・・・