「ウチャンを手に入れればジヌも自動的についてくる。
そうでしょ?私が正気じゃないとでも言いたいの?
私なりに必死に考えた結果だから・・」とジンギョン。
「必死になって考えた結果って、自分の息子の家庭を壊すこと?
母親として言うこと?なぜ私をしめるの?
思い出した、私を苦しめ始めたのは
私に秘密を話した時から・・暴露されるか心配だった?」
「確かに娼婦の娘だと知られるのが怖かった」とジンギョン。
「それを隠すために自ら婚約破棄もした。
すべての悲劇はあなたのゆがんだ気持ちのせい。
なのにまたなの?」
「いくらでもやるわ、ウチャンも結局は私の誘惑に負けた。
だからまた落とせるわ、ウチャンに言われた、
私一人につらい思いさせて悪かった。
自分がいれば責任を取ったと・・
よく考えて・・あんたの夫も息子もすべて私のものよ。
返してくれないなら奪うしかない。」とジンギョン。
旅籠のおばさんが入ってきた。
取り消したはずの鶏が届いたようで、スングムが参鶏湯を作ると言う。
おばさんはジンギョンを見て
「スングムを病気にした本人が来る?
セウン堂の大奥様は嘘ついてスングムを苦しめるの?
あんたもいたって?」
ジンギョンが参鶏湯を作ると言い出す。
「私のものはあなたのものだと?
ここでの暮らしがどんなものか見るがいいわ」とスングムはジンギョンに言う。
旅籠のおばさんに指示されるジンギョン・・
何もかもが初めてのことでうまくいかない。
鶏を処理するように言われるが、気持ち悪くてできないジンギョンだ。
黒バラでウチャンとジョンス、ヨンスは医学用語の本をみて
ジンギョンの治療法を見つけようとしてる。
家に戻りジンギョンのことを聞いたウチャンは
「どうしてジンギョンにやらせる?」とおばさんに言う。
「ジンギョンはやっちゃいけないの?
あんたの女房はいつもやっていることよ。
スングムが病気になったから仕返ししてやった。」
「だとしても意地悪すぎるよ、ジンギョンは具合が悪いんだ。」とウチャン。
「あんたの女房もよ、」とおばさん。
スングムは部屋でおばさんとウチャンの会話を聞き、悲しい。
ジンギョンは薬局で休憩してる。
「ここは9人家族で、月にお米が1俵でも足りないと・・・
その家事をスングムがやっているの」とヒョンジェに嫌味を言われる。
「どうして私だけ、こんな病気になったのかしら?
病気でなかったら、ジヌと一緒にいられたのに・・
やっと再会したのに、顔を見られなくなるかもしれないなんて・・
その前に肝硬変で死ぬかもね、
スングムは風邪をひいただけで、いたわってもらえるのに、
スングムに嫉妬してる、彼女が憎いの」とジョンスに愚痴るジンギョン。
「そんな暇はない」と言って本を見せ、
「顕微鏡を使った手術で成功した例がある。
俺たちでその医者を捜している。元気出せ」ジョンスはジンギョンを励ます。
ウチャンはスングムのために参鶏湯を膳にのせている。
ジンギョンはウチャンに「話がある」と言うが
「明日にしてくれ」と言われる。
ウチャンはスングムと一緒に参鶏湯を食べている。
ウィッシュボーンを見つけ、スングムに持たせ、
「願いを言え」
スングムは願いを心の中で言い、ウチャンには秘密にする。
「スングムは毎回10人分の食事と作業員がいる日は
数十人分を、お店に行ったり畑に行ったり組合にも出たり、
自分の時間もない。毎年ウチャンのお父さんの祭祀も行っているし・・
キムさんに崖から突き落とされ、3か月も苦しんで亡くなったと・・
子どものウチャンが父親を捜し回っている時、
チス様は財産を横取りして知らないふりをした。
セウン物産のビルはウチャンの家の財産で買ったの。」とイノク。
「私も調べて知っている。それで私は死のうと思った」とジンギョン。
「あなたの気持ちわかる気がする、それでウチャンは復讐をやめたと、
やっと切れた悪縁を復活させようとしないで・・」
「悪縁でも切りたくない、切れないわ、子どもがいるの、
切れないから・・・」とジンギョン。
イノクの店に荷物が届いた。ジンギョンが開けてみると
ウエディングドレスの生地だ。
「もしかしてスングムの?」とジンギョン。
ジンギョンは帰り道、急に目が見えなくなり、すくんでしまう。
ヨニが見つけて、洋館まで連れて行く。
「まさか脳腫瘍が再発したの?イノクさんは知っているの?」とヨニ。
「ウチャンとジョンス兄さんとチス兄さんだけよ。
母さんと大奥様には言わないで、スングムにも言わないで、
きっといい気味だと思うわ、
スングムは心の中では私に死んでほしいはず
今日もスングムを傷つけたから、すぐに罰が当たった。
ウチャンを奪うと言ったの、
ウチャンを手に入れればジヌも私のものに・・頭いいでしょ?
どんな人生でも、生きていられるだけで幸せなのに
私のそれも無理、このまま死ぬのが怖いわ。
でもジヌを見ると目の前が明るくなる、頭痛も消えるの
あの子さえいれば元気に暮らせそうなのに望んじゃいけない?」とジンギョン。
セウン物産
警察の家宅捜査が入る。
チスは毒蛇に頼まれたスーツケースを持っている。
ヤン部長は「セウンは警察に包囲されている。
毒蛇にセウンには来るなと伝えろ」とチスに言われる。
「この数日うちに隠れていた。
バカなヤツ、俺があれだけ逃げろと言ったのに・・」とヤン部長。
黒バラ
ヤン部長は「あいつはなぜ逃げなかったんだ」と愚痴を言っている。
「金を集めるためでしょ?」とヨンス。
毒蛇は土地を売って金ができたようだ。
「毒蛇が逃げている時、手ぶらだったぞ」と薬材店のおじさん。
「100ドル札に両替しても大きなかばん一つなのに・・
どこに隠したんだ?」とヨンス。
一体どこに行ったのか?とみんなは考えるが、
ヤン部長は何か思い当たることがあるのか微笑んでる。
トックのお母さんはセウン堂に行き、
「毒蛇が預けるならここしかない、全財産の入ったカバン、
金をかき集めるために逃げ遅れたそうだ、手ぶらで逃げていたと・・
ジンギョンが来てた、セウン堂のお嬢様が人の家の参鶏湯を作るなんて、
ジンギョンは伯母さんに怒られながら、もち米を研いだり、
鶏をさばこうとして驚いたり・・」と話し、
「あの家を燃やしてやる」と大奥様は怒っている。
「ジンギョンからやると言った。その理由を私たちも知りたい。
ジンギョンのことで息子夫婦はケンカになり、
スングム夫婦はなおさら、いくら実母がそこにいるとしても
朝晩あの家に入り浸ってウチャンを渡せって叫んだり、
人の子どもとスングムの部屋で寝たり、
どう考えても常識を超えている。
信じられない・・・・絶対に何か理由がるはず
セウン堂の奥様はスングムの実母だと言うことより
もっとすごい秘密があるとか?」とトックのお母さん。
薬局、
町中、毒蛇のカバンのウワサでもちきりだと話していると
「カバンは議員の事務室よ、兄が言ってた。
毒蛇は土地の代金をドルやゴールドに換えたと・・
警察が行く直前まで毒蛇は議員のところにいたと
議員に預けるしかなかったはず・・・
検察は何もしないって、何かやると情報が漏れるらしいけど
内密に動くって・・」とヒョンジェ。
ジョンスはアメリカの医師に電話する、
ジンギョンの診察記録が必要なようだ。
ジョンスはジンギョンは洋館にいると言い、ウチャンは・・・
ジンギョンはしばらくして目が見えるようになった。
帰ろうとするとウチャンが来た。
「手術できるところを探してた、見つかった、
ジョンスに兄さんが電話したところ、手術した病院と
ソウル病院の記録がいる、ニューヨークの病院に電話しろ」
「ここで電話して」とヨニが言うと、
「議員にも話さないと・・行こう」とウチャン。
ジンギョンが倒れそうになり支えるウチャン。
「暗いし俺に捕まれ」
ウチャンがジンギョンの手を取り歩くのを見たスングムは・・・・