スボクとヨニが一緒にいるのを見るチス。
「2人で何をしているだ?この人と会うために家を出たのか?
息子に恥ずかしくないのか?ジェイルに言われた時に帰るべきだろ?
俺が何もできないと思っているのなら
体面など捨てて2人をぶち込んでやる」と息巻くチス。
「これは誤解なの」と言ってもチスは信じない。
スングムが買い物から戻ってきた。
「家族で一緒に住むことにしたのか?」とチス。
「毒蛇が来て暴れていった、私を心配して集まっただけ・・」とヨニ。
「言い訳するな。毒蛇が来る前からここに」とチス。
「毒蛇の車が止まっていたから、ここにきた。
一歩遅かったらヨニは何をされていたか・・この際だから言っておく。
ヨニはもうあんたの妻ではない。なぜ運転手までここに出入りさせて
彼女を苦しめるんだ。」
「セウン堂を出たから見下され、手も出されるんだ」とチス。
「誰が見下すと?母は恥じることはしていない。
ご存じのはず、勝手なこと言わないで・・」とスングム。
「俺がいるこのセウンで暮らす?俺がその気になれば何でもできる。
見てろよ、今後起きることはすべて君たちのせいだぞ」と脅してチスは帰っていく。
薬局
ジョンスに休めと言われていたがヒョンジェは出勤してきた。
ジョンスが解毒湯製造のためソウルに行くのを知っていたので
「私が薬局にいないとダメでしょ」とヒョンジェ。
「不安で行けないよ」とジョンス。
「女が心配で行けないのか?」とヨンス。
ヒョンジェは「ウチャンさんの伝説教えようか?
ある女性が彼をポケットに入れて持ち歩きたいと言ったとか・・」と
「スングムの話?ジョンス兄さんにもそうしてほしいの?」とヨンス。
「私を心配する気持ちってそれと同じかも?」とヒョンジェ。
「ポケットの入るサイズかよ」とジョンスは冗談を言う。
スングムとスボクが帰ってきた。
スングムはウチャンとジョンスに今朝のチスのことを話す。
「すごく怒っていた。俺は何でもできると言っていた。
何か起こりそう・・昔みたいにもうもやられない。
昔は母さんを失ったけれど、今は失うものが多い。
議員がジンギョンにジヌの話をしたことも気になる。
何かしそうで怖い。」とスングムは心配する。
居間でスングムが寝ている脇で
ウチャンがうちわを仰いであげている姿を見たインクは悲しくなる。
ジンギョンは頭痛で目が覚めるが、何も見えない。
イノクがセウン堂に来た。
「仮縫いの時、以前より痩せていたようだ。心配でしょうがない」
「あんた、ここで暮らす?部屋を1つやるから、ここで暮らして
辛くてたまらないの、ジンギョンは食が細いのにヨニがいない。
ミスンの料理はいまいち、私が何かしようとすると
ジンギョンはすぐ怒鳴るから、そばにも寄れない。」と大奥様。
家を探がしていると言うイノクに
「ここはジンギョンの家、自ら戻ってきた。」と大奥様。
「大奥様のそばにいるとジンギョンはさらに悪くなる。」
「もう何もしないわ、私も後悔している。
あの時はジンギョンのためだと思った、
こんな結果になってしまったけれど・・
私の生きがいはジンギョンだけなの。
この年で何も望みはない。
ジンギョンを私から離さないで・・」と泣く大奥様だ。
ジンギョンの部屋にイノクが来た。
「一緒に暮らす家を探しているけど大奥様はここで暮らせと・・
どうかしら?」とイノク。
「追い出しておいて、今さら母さんを認めるの?」
「大奥様のあんな弱い姿は初めて見た。年を取ったのね。
もう憎む気にもならない」とイノク。
「私たちの人生を壊したのに簡単に許せるの?
私は嫌よ。みんな、お人よしすぎるわ。
それだから私の前でスングムの味方をするのね」
「私はずっとあなたの味方よ」
「スングムから私が何を言ったか聞いてない?
私がジヌを産んだと言った、母親として扱えと」とジンギョン。
「子どものことでそんなこと言わないで」とイノク。
「無条件に私の味方して」とジンギョン。
イノクに一緒に病院へ行こうと言われるが
「何様のつもり?家族でもないのに、
産みの母より育ての母が大事だから、スングムの味方を・・
私もどこに行くにも大奥様と動くから、もう構わないで」とジンギョン。
解毒湯の製造が始まり、アメリカに輸出すると
トックがウチャンから聞くとあっという間に黒バラまで話が広がる。
「ヨンス製薬は大金持ちなるぞ」とボンダル。
どうやってイ会長から解毒湯の権利を取り戻したのかみんな気になる。
「ジジイは卑劣な手段でパクに盗ませ、解毒湯を毒蛇に渡したんだ。」とヤン部長。
「8年間毒蛇が解毒湯を売ってたの?」とトックのお母さん。
「材料ケチって潰れた」とレット。
「何かと交換したんだ。取り返した解毒湯を子どもたちに返した。
その何かのせいで毒蛇は逮捕された」とヤン部長は言うが
肝心なところが抜けていて、みんなはよくわからない。
レットが知っているのでは?と聞いてみると
「解毒湯の復活をキム社長(毒蛇)に話す気で?」とレット。
ヤン部長は「話さないよ」と言うが、すぐに毒蛇に話してしまう。
ヨンス製薬で解毒湯を作ると聞いた毒蛇は
「解毒湯の一部は俺に権利があるのに・・
イ・クットが譲ったのか?」と怒ってる。
「秘密だから誰にも言うなよ」とヤン部長。
毒蛇は慌てて部屋を出ていく。
「解毒湯の特許権がヨンス製薬に?キムとイが分け合うのか?」とチス。
「イ会長が持っているのと盗品扱いになるので・・」とレット。
「だからキム(毒蛇)との契約は無効なのか?
それを知ってて交渉を?あのジジイは最初からそのつもりで?」
毒蛇がいきなり入ってきた。
「議員、ひどい話ですよ、ジョンスは俺のものを奪ったんです。」
「元の持ち主に戻っただけ、お前はジジイにだまされた」
「あのジジイ、殺してやる、本当に殺すという意味ではなく
でも黙っているわけにもいかない」と毒蛇。
「自分の心配をしろ」とチスは忠告するが
「ウチャンたちは何を企んでいる?」
「わからないのか?証拠不十分だったろ?
証拠を集めるはずだ、思い当たることは?」とチスに言われ
毒蛇は「解毒湯と日誌を交換する時交わした念書、
殺人について口を閉じると・・」と思い出す。
「それが検察に渡ればお前は終わりだぞ」とチス。
毒蛇に「イ・クットの住所を調べて」と言われ
チスは仕方なく調べる。
毒蛇はソウルに向かう。
ヒョンジェは
「兄さんから電話があって、誰かが参考人の住所を聞いたと・・」
スングムとウチャンに話す。
ウチャンはイ会長の住所だとわかり、急いでソウルに向かう。
ジョンスはイ会長と契約を結んでいる。
「俺は営業しかやらん」とイ会長。
「何か変わったことは?」とジョンスは心配している。
「変わったことって?毒蛇のことか?
なぜ検察は真犯人を釈放したんだ?」
「会長から出た証拠と陳述は信ぴょう性がないと・・
生き方変えたほうがいいよ」とジョンス。
「世の中が悪い、ハン議員ってやつが手を回したんだな」
「会長、8年前の念書だけど・・・
解毒湯と日誌と交換したとき交わした、事件のことも書いてあるだろ?」
「ああ、毒蛇の殺人の黙っている条項もあった」とイ会長。
「それを渡せば釈放されることなかったのに・・
念書をくれないか?」とジョンス。
「困ったな、燃やしてしまった」とイ会長。
「この前ウチャンと見たのに・・」とウソを気づいているジョンス。
「毒蛇がしゃべれば俺も犯人隠匿罪にに問われるんだぞ、
渡せるわかないだろ、ぶち込まれるのに・・」
「本当に燃やしたのか?」
「おお、他の証拠を探せ」とイ会長。
しばらく隠れるように言うジョンスに
「ここならバレないよ、荷物もたくさんあるし(行けない)
心配するな、昔は牛を素手で倒した俺だ。
お前のところじゃないなら嫌だ」
「うちが一番危険だ、毒蛇が近くにいるのに・・」とジョンス。
ジョンスと入れ違いに毒蛇がイ会長のところに来た。
「イ・クット、今日を命日にしてやる、
あれは?8年前に交わした念書だ」
イ会長はとぼけるので毒蛇は痛めつける。
ジンギョンは検査結果を聞きに来ている。
「腫瘍が視神経を圧迫している。その場所が問題で・・
韓国での手術では成功例がない。
医学界は進歩しているから希望は捨てないで、
それと肝臓の組織の検査を・・
肝臓が悪いと麻酔もできないから・・
家族のためにも頑張りましょう」と医師に告げられる。
ジンギョンはジヌの顔を思い浮かべ、涙を流す。
ジンギョンは肝臓の組織検査を受ける。
ウチャンから毒蛇にイ会長の住所が知られてしまったと聞き、
ウチャンとジョンスは会長のところに行くと
イ会長がと倒れていて・・・・