スングム 110話 | すみれ ’s Diary

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韓国ドラマを観てあらすじや撮影時のエピソード、好きな歌手の情報などを書いてます‥

スングムは「これから私がこの子の母親になる」とヨニに宣言する。
「1日付き添っただけで母親に?
あなたにはあなたの人生がある」とヨニは反対する。
「私が生きるために言っている。
この3か月間、この子を捜すことで私は生きられた。
ウチャンが死んだという手紙が届いた。
でも私は信じない。そんなはずはないもの・・
死んだといわれたこの子にも会えた。ウチャンも帰ってくるわ。
それまで私が育てる。」とスングムの意志は固い。
「私と違う人生を生きてほしい。
死も確かでない人を待ち続けるなんて・・絶対にダメよ。」とヨニ。
「今まで私は何度も母さんを恨んだ。数えきれないほど・・
でも赤ちゃんを抱いてみたら、母さんの気持ちが痛いほどわかった。
母さんへの憎しみが消えた。私はセウンに戻りたい。
でもウチャンなしでは生きていけないの。
ウチャンがいないとみんなにも会えない。
でも、この子がいれば何でもできそうなの。
大奥様もセウン堂も怖くない。
子どもの成長を見るだけで幸せになれそう。」と
スングムはヨニを説得する。
ソウルに来たジョンスがドア越しにスングムの話を聞いていた。


ヨニはジョンスに
「未婚の子が産んでもいない子の母親になるなんて見てられない」と言うと
「俺がそんなことはさせない」とジョンス。
ジョンスに見送られながらヨニはセウンへ帰っていく。


ジョンスが部屋に入るとスングムが赤ちゃんをあやしている。
「ウチャンの目にそっくり・・」とスングム。
ジョンスは「お父さんに話しなさい」と言う。



スングムは久しぶりにスボクの面会に行く。
ウチャンのことを心配するスボク。
「覚悟しているから話しなさい」と言っても
スングムは「何もわからない」と答える。
「ウチャンはいつも約束の時間に遅れるの。」とスングム。
「デートの時間に現れなくて、お前を何度も泣かせたな」とスボク。
「帰ったら、叱ってやってね・・・
父さん、私、セウンに帰るわ。秋に種をまくために準備しなきゃ。
高麗人参の栽培を成功させて驚かせてあげる。
そして私はもう泣かないわ。誰よりも幸せに暮らすから・・
信じてくれるね?最善を尽くして生きるわ」とスングム。


次の日
今日はヒャンジャとトックの結婚式の日、

ヒャンジャは大奥様に挨拶をする。
大奥様は「幸せになれるわよ」と言ってくれる。


旅籠では準備で大忙しだ。

トックはボンダルとお母さんに挨拶する。
新婚旅行で食べるようにと高麗人参のはちみつ漬けをトックは渡される。


大奥様はヨニがスングムのために外泊したことにあきれ、
「スングムは一度もあいさつに来ない」と文句を言う。
ヨニは「スングムがジンギョンの息子を見つけた。
ジンギョンが命がけで産んだ子を死んだなんて・・
人じゃない」とヨニ。
「私は後悔していない。ジンギョンのため、
ええ、人じゃなくて結構よ、娘が幸せならそれでいい。
自分の子も育てられなったくせに・・」と大奥様も負けてない。
「そんなこと言う資格ない。夫に話すつもり・・
お義母さんはここにはいられませんよ」とヨニは脅す。
「まさかジンギョンにも・・?ジンギョンには話さないで」と急に弱気になる。
「また親から子を奪う?だまし通せると?
いつまで悪事を続けるつもり?」とヨニ。
「悪事を働いたのはウチャンよ。
殺人者のくせにジンギョンを犯した。あいつを殺したい。
チスは妹思いよ。子どものことを知ったらどうなると思う?
言ってみなさいよ。娘のためならなんだってやるわ」と
大奥様は開き直るが内心は不安だ。


スングムは赤ちゃんを連れてセウンに戻る途中
「赤ちゃんを連れていたらみんな驚くよね?
ウチャンの子で、私が産んだと言うわ。
父さんには言えなかったけど出所したら話す。
この子を思い切り愛してあげる」と言う。
「すべてを秘密にして、お前が育てる気なら完璧なウソを・・
この子を俺の息子にして入籍しよう。いい父親、いい夫になる。
ウチャンほどではないが最善を尽くす。」とジョンス。
「ウチャンの子よ。母親を隠して父親まで隠せと?
開城のカン家の人間。その血を引き継がないと・・
1年ほどみんなに会ってないから、
ウチャンと私の関係も知っているし誰も疑わないわね」と
スングムはジョンスを提案を断る。



大奥様は一人でセウン堂の留守番をしている。
赤ちゃん連れたスングムがやってきて、大奥様はおどおどする。
「その子は何よ。私は知らないわ。魂胆は?」と大奥様。
「魂胆なんてない。ジンギョンが命がけで産んだ子なのに・・
大奥様とは他人でもこの子はセウン堂の子孫。
それを忘れないで、これからは私の子。ウチャンの籍にいれる。
この子に関しては口を閉じてて、ウチャンは死んでない。
この子を見て、大奥様は死んだと言ったけれど、生きている。
ウチャンも戻る。今後は私に敬意を払って、セウンで暮らすから・・
もし何かしたら、ジンギョンや婚家に連絡する。
怖いなら口を閉じていることね」とスングムは強気に言う。



結婚式は無事に終わる。


薬局に女性記者が来た。
「パクのこと調べた。パクが死んで一番得するのは誰だと?」
「それは捜してほしくない。俺の邪魔しないで」とジョンス。
記者は「何かあるのね?復讐?」と言ってみる。
「私は薬科大卒業するの。薬剤師になったら雇って、
そう言えば、パクの遺体はちぎれた紙切れを持っていたと・・
それは何かしら?」と言って帰っていく。



毒蛇(キム理事)は
「いつまでの世話になれない。事業を始めたい。
俺は永遠に議員の味方。再出馬するなら資金も必要、
そのためには裏会社を・・」とチスに提案するが、
「出て行け」と怒鳴られる。



トックとヒャンジャはトックのお父さんの墓参り行く途中、
赤ちゃんを抱いているスングムと会い、驚く。


ジョンスはイノクに
「スングムが赤ちゃんを見つけた。
ウチャンの籍に入れスングムが自分の子として育てるそうだ。
スングムは男はウチャンだけだと・・
子どもを育て、ウチャンがくれた種をまき
ウチャンの帰りを待つそうだ。」と話す。


スングムは旅籠に戻り、赤ちゃんをあやしている。
旅籠のおばさんに「3か月前にウチャンの子を産んだ」とウソをつくが
おばさんは疑わない。


心配するイノクにスングムは
「この子のおかげで幸せ、やっと生き返った気分。協力して」と頼む。


スングムは赤ちゃんをカン・ジヌと名付ける。


スングムは畑に行き、土を取り、
「ウチャン、私が子どもと高麗人参を育てるか、気にならない?
早く帰ってきて。待っているから・・」と心の中でつぶやく。


7年後
男の子と女の子が走っている。
男の子は背広着た男性とすれ違う。
男性はサングラスと外し、男の子を見つめ・・・・