ウチャンは社長室に入るとチスとパク社長がいる。
「12年前父はパク社長と2人で北へ?
ここにいるハン社長とキム理事も一緒だったのでは?
大みそかの日のハン社長のアリバイがない」とウチャン。
「川ではなく山を越えて行った。君のお父さんを家に送り、
一人で戻って来た」とパク社長。
「社長とはどんな知り合いで?」とウチャン。
「戦争のあと倉庫を探していた時に・・(知り合った)とキム理事が答える。
チスとパク社長はうまく口裏合わせている。
ウチャンは納得していないようで、
「これがウソだったら、共犯だ」とは言ってパク社長を怒らせる。
ウチャンが社長室を出て行く。
「魂胆は何だ?」とチス。
「あんたたちが疑われて困っているから来てやった。
お互い協力したほうがいいぞ」とパク社長。
社長室から出てきたパク社長に「話がある」と言うウチャン。
「しばらくここにいるから、近いうちに飲もう。
お父さんのためにも若者らしく希望もって生きろ」とパク社長。
パク社長は薬局へ行く。
スングム達に「うまく話したから、すべて解決した。
ウチャンのお父さんは北で暮らしている。
ハン社長は何の関係もない。」言うが
「ウソはやめて」とスングム。
「ウソだと言う証拠は?なぜことをややこしくする?」とパク社長は怒ってしまう。
スングムはスボクに
「畑に母が来た。自分のこと気にせず事実を明らかにしろと・・
ハン社長がどんな人かわかってて母さんのこと心配じゃない?
恨んできたくせに、今は心配でたまらない」と話す。
スングムはジェイルに偶然会う。
セウン堂の様子を聞き出そうとするが、
「ジンギョンおばさんの留学以外何も変わってないけど・・
僕は父さんを尊敬している。格好いいし、優しいし、善人だし・・
金持ちが天国に行くのは難しいらしいと父さんは言っている。
だから困っている人を助けてやれと・・」とジェイルに言われる。
ジンギョンはスングムに
「ウチャン側に立って義姉と戦える?」と聞いてみる。
「事実じゃないと祈るだけ・・あなたもでしょ?」
「もう兄さんを裏切った。手帳を盗んでウチャンに渡した。
兄の疑い晴らすつもりだけれど
事実なら私が先に知るべきだと思って・・
あんたたちの妄想が事実なら、
セウン堂の財産はウチャンの財産を横取りしたもの、
事実でないならウチャンを恨む。事実なら私は死んでやる。」とジンギョン。
ヒャンジャは大奥様にパク社長がセウン堂に来て
ハン社長とキム理事が驚いていたと電話する。
ジョンスはクオン・ギボム(セウン堂と取引した人)の連絡先を手に入れ
ウチャンが電話しようとする。
ジンギョンが受話器を取り上げ、ハン社長の妹と名乗り、
「社史を発行するので話を聞きたい」と言い、
会う約束を取り付ける。
義母はチスが戻ってくるとパク社長の話をし、
「私にできることがあれば言って、今回も一人で頑張る気?
私に任せた方がいいわよ」と言うが・・・
ジンギョンはチスに
「義姉さんはさびしいし、つらいの。スンウグムと争った。
兄さんを疑っているスングムに義姉さんは兄さんをかばった。
私だったら連れ戻された時点で兄さんを許さない。
なのになぜ?兄さんを愛してるのかしら?」と言う。
「同情だろ・・」
「愛だと信じたら?」とジンギョン。
チスはヨニに「俺のことかかばったのか?」と言うと
「いいえ、訂正してきた。事実を明かせと・・
もし何かあったら、自ら明かしてほしい」
「何もあるわけないだろ」と怒るチスだ。
スングムとウチャンは寝つけず、庭に出てくる。
「もし予想通りだったら、復讐するの?」
「考えたことない、ハン・チス憎いだろ?」
「憎いけれどセウン堂には母、ジェイル、ジンギョンもいる・・」
「もうどうしようもない、今回はしっかりけじめをつけたい。
明日ジンギョンとソウルに行く。」
「ジンギョンが傷つくこと考えない?」
「そんな余裕ない」とウチャン。
次の日
チスはジンギョンが1953年の手帳を盗んだとわかる。
ウチャンとジンギョンはソウルに向かい・・・・・