ウチャンはスングムが母親はヨニだと知ってたとわかる。
「高麗人参を洗った日に知った。
弟と知っててどんな気持ちでジェイルといたのかしら？
すべてのことを知ってて私を避けてたのに
スングムは私に謝るなんて・・」とイノク。
「ただでさえつらい子をなぜ泣かす？」とウチャン。
「あなたはあの子を泣かさないで」
「俺も同じ。親子だと明かさない条件で契約書に判を押した」とウチャン。
ウチャンはトックと飲んでいるジンギョンを黒バラに連れて行く。
「スングムに話しただろ？」
「そうよ、どうせ知られること、私が代わりに言った。
スングムが憎い。町中のみんながスングムに気を使う。
あんたが一番ひどかった」
「他にもあるだろ。どうして家に帰らない？。
セウン堂がスングムに何かしたんだな?」とウチャン。
イノクはトックから
「ウチャンがジンギョンを連れて行った。多分黒バラへ・・」と聞き
行ってみる。
「キャッシー、私はあなたを責められない。同じ目に遭ったから・・」と
ジンギョンに言われ、イノクはジンギョンをセウン堂へ送っていく。
「スングムが家の前にいて、兄さんに見られてしまい、
昔と同じことをした」とジンギョン。
「エレナはここを離れない。母親と明かさないと言ったの？
違うとスングムに教えてあげて」とイノク。
「もう勝手に終わらせたのに・・
義姉さんには知らせないで。私はつらくて家に帰りたくない」
「子に会えない母親はどっちみち、つらいの」
イノクは義母に
「ジンギョンはスングムに母親のことを話して、苦しんでいる。
チス様をどう脅したの？どうせ陰謀があるはず・・
ジンギョンと私は終わってない。情が尽きるまでそばにいてと・・
でも親子だから、永遠に尽きないわ。
因果応報って言葉好きよね？どんな意味か知ってて使ってる？」とイノク。
義母は何も言い返せない。
ヨニはイノクからスングムが元気になったと聞き、安心する。
セウン堂に戻ってきたチス。
「私にウソをつかせて12年も時間を稼いだのに、まだ欲張る気？」とイノク。
「あちこちから漏れて、俺もつかれた。でもヨニはセウン堂の人間。
ジェイルの母親、スングムと分ける気はない」とチス。
義母はジンギョンの部屋に行き、
「母親は私だけって言ったのに・・・イノクと旅籠で暮らすの？
スングムやウチャンがいるのに・・
スングムからウチャンを奪えばいいのよ」と義母はけしかける。
チスはヨニに「スングムへのお礼はどうしようか？」と相談する。
「弟を助けたから必要ない。
私たちが死んだらジェイルは誰を頼る？」とヨニに言われる。
「スングムはチョンの娘、受け入れる気はない」とチス。
ウチャンはジンギョンの行動をいくつか思いだし、
「相当、ジンギョンを傷つけてしまった」とセラに言う。
「あんたに振られた仕返しをスングムに？
いつも自分からやらかしておいて傷ついたせいだと言う。
ジンギョンは厄介者よ。」
「スングムにどうしたら？」
「時間が解決してくれるから、待つの。
そばでしっかり手を握ってあげて」とセラはアドバイスする。
次の日
スングムは台所にいるとウチャンが後ろから抱きつく。
「嫁さんが死ぬかと心配したが、やっと安心した。
ありがとう、無事でいてくれて、元気でいてくれて、
俺の恋人でいてくれて・・でもお前、重かったぞ」と言い
ウチャンはスングムにキスをする。
ジェイルは「スングムお姉ちゃんを招待したい。
前みたいにごちそう食べて、一晩中一緒に遊びたい」とチスに頼む。
チスはヨニに任せると言い、義母は面白くない。
ヒャンジャがミスンから借金していると知ると
義母はヒャンジャに金を渡し、返済するように言う。
さらに「時々電話してくれる？ハン社長のことが心配で・・
誰にも知られないようにできる？」と頼む。
チスは薬局へ行き、スングムに
「ジェイルのことは感謝している。一生恩は忘れないよ」と言うと
「いいえ、ジェイルは私の弟、当然のこと」とスングム。
聞いていたジンギョンは
「さすが義姉さんの娘ね。お人よしに見えるけれど、
時々すごく冷たい、兄さんも義姉さんにビビる。
兄さんも哀れな人。」と言う。
「私は自分も父も哀れに思っている。イノクおばさんも・・
それで十分。」
「エレナは哀れじゃない？私があなたならキャッシーを許せない。
なぜ謝ったの？」
「自分が怖い。腹が立つし恨んでしまう。どうしたらいいの？
エレナが憎い。昔のことばかり思い出す。
セウン堂であったこと、苦労したこと、いやって言うほど・・」とスングム。
足を怪我したジョンスが帰ってきた。
「スングムに何かあった？」と聞くが
「情けない父親だから聞けない」とスボク。
イノクも「ウチャンに聞いて」と言うだけだ。
ウチャンはジョンスが松葉つえついて歩いていたと聞き
旅籠にかけつける。
「スングムは母親のこと知ってた、知らない振りして生きると・・」とウチャンは言う。
イノクはジンギョンを薬局へ連れて行く。
ジンギョンはウチャンとジョンスにスングムが母親のことを知った経緯や
知らないふりをする理由を話す。
そして「そのことを義姉にも話せない」とジンギョンは言う。
「お前も同じ人間、ハン・チス、大奥様と同じだ、
ぶっ潰してやる」とジョンス。
「兄さんに刃向っても無駄よ」とジンギョン。
「契約破棄だ。ゼロから始めたから潰れても惜しくない。」とジョンス。
ウチャンも同意する。
ウチャンとジョンスはセウン堂へ行き・・・
ジンギョンはスングムに
「約束を破った。ジョンス兄さんとウチャンに話した。
二人は会社に行った」と聞き・・・・