喫茶店にスングムが来てヨニとスボクが一緒のところを見る。
さらにチスまで来た。
チスはヨニ、スボク、スングムを座らせ、
「俺たち(スボクとチス)の間に何もあるわけない。
昔カンさんと3人で飲んだこともある。
キム理事が少々失礼したようで、寛大な気持ちで許して」と言う。
スボクは「ええ」と答える。
さらにスングムに対しチスは
「商売上手だそうだな、必要なら言え。店舗を貸すよ」と言うと
「その必要ない」とスボク。
スングムは薬局で働くと言う。
「ジョンス君は誠実だが社会経験が少ない。
チョンさんも助けてやって」とチス。
ヨニとチスは店を出る。
チスがスングム親子をセウンから追い払うと思っていたヨニ。
「昔も今も一番怖いのはお前が私から離れること。
娘に母と呼ばれなくても近くにいる。これで満足してくれ」とチス。
スングムは誤解が解けたと言ってうれしい。薬局へ戻っていく。
セラは「ハン社長は知っててここにきたみたいね。
息子を産んでくれた女房だもの、(ヨニの)頼みぐらい聞くわよ」と言う。
スングムはジョンスにセウンで暮らすことになったと話し、
ジョンスはうれしい。
義母はヨニが帰ってくるのを首を長くして待っていた。
「スングム親子に会って、夫はセウンで暮らせと・・
スングムは薬局で働く。」とヨニは話す。
「どうして今なのよ。
義姉に隠し子がいると知ればさらに見下される。」と義母。
セラから詳しいことが聞けなったとわかり、
義母は直接イノクに会いに行くようだ。
「イノクを黙らせてと言ったのにそれもできないなんて、
自分の娘に夢中になって・・」と嫌味言う義母。
セウン物産
社員を募集しているようだ。キム理事が町の人を採用しない方針、
キム理事は町の人に嫌われている、毒蛇と呼ばれているなどと
チスに報告するヤン部長。
ヤン部長はキム理事の叔父だが、キム理事が威張るのが面白くない。
チスは人事のことでキム理事を叱る。
「どうしてチョン・スボクをセウンに?
もし昔のことを知られたら・・」と心配するキム理事。
「出て行け」とチスは怒鳴る。
キム理事は薬局に行き、スングムに
「12年前高麗人参の種を買った人は誰だ?」と尋ねる。
「覚えてない」とスングム。
「10万ウォンもしたのに覚えてないのか?」とキム理事。
スングムはヨニがそんな高額で買ってくれたと知り、驚くが、
「記憶力が悪くなったみたい」とごまかす。
スングムはボンダルに確認する。
ボンダルは「感謝しても気にすることないって・・
キム理事には誰が買ったかは決して言うな」と念を押す。
「他に隠してない?」とスングム。
「別にないけれど深入りしないほうがいい」とさらに念を押す。
スングムは種を売るとき「種よりお前のほうが大事だ」と
言ってくれたウチャンを思い出す。
夜
(ソウルで)ウチャンは男たちに追われる。
セウンの旅籠にスングムが帰ってないようでジョンスは心配する。
ジョンスはトックに「明日壁紙張り替えるから手伝って」と言いに行く。
トックはスングムはソウルに行ったと言い忘れたことを
ジョンスに言って怒られる。
(ソウル)スングムは旅館に行き、荷物を引き取る。
オーナーにウチャンのことを聞くと
「さっきまで来ていた。警察かチンピラに追われて逃げたの」と言われる。
スングムは警察に行くと
「闇のやつらもウチャンのことを聞いていた」と刑事に言われる。
ウチャンは靴磨きの少年にカバンを渡し、
逃げるが、男たちに囲まれる。
「さっき投げたカバンを渡せ。お前には売れないものだ。」と言われるが
ウチャンはシラを切り、男たちに暴力を振るわれるが、
運よく警官が来て、助かる。
「一体何をやらかして、追われるんだ?」と聞く刑事に
「わからない。場所代を?」とごまかし、ウチャンは捕まってしまう。
「宿泊代が節約できる」と言って連れて行かれる。
留置場でスングムに「最低、人間のクズ、密売人の悪党」と言われたことを思い出すウチャンだ。
スングムは旅館の前でウチャンの帰りを待つが通行禁止時間になってしまう。
次の日
市場、スングムに靴磨きの少年が近づいてきた。
「ウチャン兄さんは昨日留置場に泊まった」と教えてくれた。
スングムがウチャンの居場所を聞くが
いつもの電話の女性ではないとわかると
少年は教えてくれず行ってしまう。
ウチャンは釈放され、食堂へ行く。
イノクはウチャンだとわかる。
ジンギョンの話が出てイノクは「判事と結婚すると聞いたけれど・・
なぜあなたと飲んでいたの?」と聞いてみる。
「あいつに誘われた」
「大奥様に知れたら・・」と言っていると
義母が店に入っていていきなりイノクを鞄でたたく。
ウチャンが止めに入る。
イノクがウチャンを店から出すと、
義母は「あなたに頼みがあって・・ジンギョンはなぜここに?
いつから連絡を?」と聞いてみる。
「誤解しないで。セウンにも行ってない。
ソウルにいることすら知らなかった。昨日が初めて・・
大奥様同様見つけたのかも?」
「私とヨニ以外誰が知っているの?」
「薬売りが・・・」
「厄介な薬売りね・・ジンギョンは結婚する。
私がキーセンだったと知って相手は顔色変えた、
なのに実母が別にいると知ったら?婚約破棄されかねない。
ジンギョンはどこまで知っているの?」と義母。
「昔、私に死ねと言った。
そこまで嫌うのは私が捨てたとでも思っているのよ。
捨てたんじゃなくて、奪われたのよ。事実を伝えなきゃ。
あなたが奪っていったと・・。」
「まさかすべて話すの?」と義母。
「言わないわよ。私が悪者になるからジンギョンに尽くしなさい。
立派なところに嫁がせて、もしジンギョンを傷つけたら
黙ってない」とイノク。
義母は何も言えない。
義母はアトリエに行くとジンギョンがいる。
義母は子どもの頃のつらかった話をして
「父さんと結婚したおかげで楽な暮らしができる。
女の人生ってそんなもの、どこに嫁ぐかが大事。
母親なんて誰でもいい。夫や息子が誰なのかが大事。」と言う。
「いいえ、私は母さんが一番大事」とジンギョンは言う。
スングムにセウンが帰ってきた。
「ウチャンに会いに行った。
種を譲らなければ彼はセウン一の金持ちになれたのに・・
申し訳なくて。大学行けなかったのも私のせい。
そう思ったらじっとしていられなくて、
ウチャンは警察とチンピラに追われていた」とジョンスに話す。
旅籠に戻るとウチャンの靴を見つけるスングムとジョンス。
「俺の嫁さん、旦那に挨拶は?昔みたいにアイラブユーは?」と
部屋から出てきたウチャンに言われ
「この最低、バカ、クズ、悪党」とスングムは怒って・・・・