ウチャンは「俺たち婚約した仲だろ?父親同士が約束した。
お前がアイラブユーだと言ったろ?」と言う。
旅籠のおばさんは賛成している。
ジョンスは「おばさん、早く飯の支度して」と怒っている。
ウチャンは3万ウォン差出し、
「ソウルで部屋、小さな店借りて、
それからおれとの結婚のことを考えろ。
いやならしなくてもいい」とスングムに言うと
スングムはウチャンに金を投げつける。
追いかけてきたウチャンにスングムは
「私は物乞い?そんなに哀れ?お金を要求した?
私に種をくれたから特別な存在になったつもり?
あの時のささやかな感謝の気持ちは今消えた。
あなたは最低、密売人の悪党」と怒る。
ウチャンは旅籠に戻るとジョンスが金を片付けていた。
部屋に入り、子どもの頃スングムに靴下を渡したことを思い出す。
「あの時のように笑顔で受け取れよ、
あの時も今も自分のすべてをお前にあげたのに…
ふざけるな」と独り言を言う。
ジョンスは薬局前にいるスングムを見つける。
「ウチャンにクズは言い過ぎだ。密輸は俺の学費のため、
薬局も密輸のお金で出そうとしたが断った。
やめさせたくて・・ハン社長に借りられたし・・
ウチャンはハン社長を嫌っている。
彼からの借金だと聞いたら怒った。」とジョンスはスングムに話す。
「ところでイノクおばさんに会えた?」
「セウンに来てと頼んだが断られた、みんなここを嫌うんだな」とジョンス。
「元気だった?結婚してない?」
「だったら誘わないさ」とジョンス。
ジンギョンは結婚後、慣れるため韓服を着ている。
イ判事のお母さんから電話がかかり、義母は電話口で愛想を振りまいている。
義母は婚約者同志話させようとジンギョンに代わるが、対応が暗い。
「母さんがキーセンだと知られた。侮辱された」と
ジンギョンは義母に話す。
ジンギョンを心配するヨニに、
「心配しないで、私は母の娘。望みはかなえてみせる。
この結婚もね・・」ときっぱりと言うジンギョン。
ヒャンジャはセウン堂の以前住んでいた部屋に入り込み
泊まっていく。
ジンギョンは(イノクの夢を?)見ているようで
「あんたなんか嫌い。大嫌い」と叫び、目が覚める。
スングムはスボクの体をもんでいる。
一日ぶりに、ようやくスボクは目を覚ます。
「旅籠のおばさんが食事を用意して、
ボンダルおじさんが付き添いしてくれて
ここは故郷みたい」とスングムは言う。
スボクはスングムに手をあげたことを謝る。
「昨晩聞こえたけれど、ウチャンがお前にプロポーズしたのか?」
「ふざけただけよ」とスングム。
スボクはウチャンが父親から便りがないため
いまだに旅籠に住んでいることを不憫に思う。
ウチャンはソウルに来ている。
靴を磨いてもらっていると隣に男がやってきた。
ウチャンは男にメモと金を渡し、何か取引をするようだ。
スングムは(旅籠の)部屋を掃除している。
引き出しから、髪留めを見つける。
セウン堂
「チョンが来たと?お前が誰と会おうが俺はお前を信じている。
ジェイルがいるから、変なことはしないだろ?
男の前で泣きわめくのはやめろ、
平和に暮らしてきたのに彼が来たと途端、ケンカか?
ジンギョンの結婚もある、気をつけろ」とチス。
「だから何もしてないじゃない。
居場所も生死もわからなかったわが子と12年ぶりに会えたのに
短い挨拶だけ・・私は母親じゃないわ。
こんなの人間ではない」とヨニ。
チスはスングムとヨニを引き離したことを後悔しているようで
ヨニに謝る。
次の日
義母は「イ判事の家に行きなさい」と言うが
ジンギョンは行きたくないようだ。
ジェイルが「結婚したくないんだよ」というが
「違う」と義母。
喫茶店黒バラがオープンしたようだ。
トックのお母さんはセラがボンダルたちと飲んだと知り、
「ここのママは基地村にいた娼婦よ」と大声で悪口を言う。
キム運転手(キム理事)に叱られ、黙ってしまう。
スングムとジョンスは薬局にいる。
スングムはウチャンの外泊は自分のせいだと思うが
ジョンスは「もう忘れてるさ」と言ってくれる。
スングムは「私の髪留め、ウチャンが持ってたみたい。
私の彼のお父さんが書いてくれたものを持っているの」と話す。
ジョンスも「俺も持っている、赤い手袋交換したろ?」と言うが
スングムは覚えていない。
ジョンスは見せようとするが、ジンギョンが来たのでしまってしまう。
ジンギョンはスングムに会いに来た。
スングムから「(イノクおばさんは)元気だそうよ。
ジョンス兄さんがセウンで暮らそうと誘ったら断ったそうよ。」と聞き
「心配していない。私とは関係ないもの・・」と強がるジンギョン。
ジンギョンはイノクのいる店の前に来ている。
ガラス越しにイノクを見るが店には入らない。
丁度ウチャンに会ったので「酒をおごって」と言い
イノクの店に入ろうとするが、ジンギョンはやめてしまう。
旅籠
スボクはジョンスに薬草の扱い方をいろいろ指示する。
「おじさんの病気は俺が治す、ここで薬草の管理して」と
ジョンスは頼むが「明日出て行く」とスボク。
旅籠のおばさんとボンダルがセウン堂とスボクのことを話しているのを
スングムが少し聞いてしまう。
スングムはボンダルを問い詰めるが、うまくごまかされてしまう。
ヘンラン爺はヨニと畑に来ている。
「いつまで高麗人参を栽培しているのをスングムに秘密に?
10年以上失敗しても続けているのはスングムに見せるため?」
「そんなこと言えない。
自分が情けないから栽培もうまくいかないのね」とヨニ。
スングムはセウン堂に行く。
戻ってきたヨニはスングムが来ていると知ると急いで部屋に行く。
「父さんとセウン堂の間に何かあったのですか?」と
スングムはヨニに尋ねると・・・・