グモクとジソンの会話を聞き、キスまで見てしまうサムセンは涙をためて、
振り返る。ドンウも見ていた。
帰り際、「私のために来てくれてありがとう、サムセンもありがとう。」とグモクは
お礼を言う。
不良たちにからまれるドンウ達。喧嘩になってしまう。
ピルスンは居間で酔っている。警察から電話がかかり、正気に戻る。
帰って来たジソン父母に話し・・・
院長宅にも連絡が入り、キジンが迎えに行く。
キジンは「一体何が問題だ?なぜそこまでして留学したい?
家出した理由はなんだ?」
「おじさんのせいよ。おじさんがいるから、出ていくの。わかった?」とグモク。
グモクは院長の部屋にいる。
「家出した理由はなんだ?私が折れるとでも?私はそう教えたか?
親不孝者が・・勝手にすればいい。こんな娘はいらない」と怒鳴る院長。
グモクは自分の部屋で大泣きする。
キジンは外で泣いている。グモクに言われたことがショックのようだ。
サムセン達も家へ帰るが、早々にそれぞれが部屋に入ってしまい、
ピルスンはくわしい話が聞けない。
ジソンはグモクにキスされたことを思い出し、微笑んでいる。
サムセンは優しくするのは可哀想だからとジソンに言われたこと思い出すが
気持ちを切り替え、勉強に打ち込む。
次の日、
腕の上がらない患者を診るサムセン。全然よくならない。
サムセンは院長に聞きに行く。
「鍼を使うんだ」と言って院長は治療の様子を見せる院長。
治療のやり方がわかってすっきりするサムセン。
キジンは具合が悪くて会社を休んでいる。
院長はサムセンに代々受け継がれてきた医書を貸す。
「私が読んでもいいんですか?」
「読んでくれる人がいて私は嬉しいよ」と院長。
気分がよくなったキジンは会社に行くとへジュに言うと
サムセンが来ていると聞き、サムセンが出てくるのを待っている。
キジンを見たサムセンは緊張する。
サムセンがもっている医書を見て「どうしてお前が持っているんだ?」とキジン。
「院長が貸してくれたの。」と言って
本を大事に抱えて逃げるように去っていくサムセン。
あとから出てきた院長に、「ポン家の医書をサムセンに貸しましたか?」とキジン。
「質問のために来た。勉強のために貸したんだ。」
「本気でサムセンを後継者にするんですか?」
「子どものころから素質があった。グモクとは天と地の差だ。
だから、そうなればいいと思っている」と院長。
マンネは隣人の女性とケンカをしている。
「静かに暮らそう」とボンチュルは言うが、マンネは我慢できないようで
「思い知らせてやる」と言っている。
店で勉強しているサムセン。キジンがやってきて、進学の本を渡す。
「兄さん、自分のことは自分でやる。本も自分で買う。もう構わないで。
助けもいらない。」
サムセンの冷たい態度にどうしてそうなるのかわからないジソン。
店を出るとドンウがいる。
「グモクの様子は?元気か?」とジソン。
「グモクが好きだろ?お前たちは昔から両思いだった。
お前はグモクだけ見ていろ。サムセンは俺に任せて」とドンウ。
店に入るドンウ。「人に気付かないほど集中しているな」と声かけるドンウ。
「勉強が遅れている」というサムセンに「自信を持って」と励まし、
飴も差し入れする。
グモクは作ったブラウスをサムセンに渡す。
「スンボクに教えてもらったの。見習いと見下していたけれど、なかなか上手なの。
私の夢は洋服を作ることなの。光栄に思ってよ。私の初作品だから」
「どうして私に?」
「ただあげたくて・・私はあなたに借りがあるから・・」
~心の中で「言わなくてもわかるわよね?あのときはごめんなさい」とグモク。
「大丈夫よ。あなたを恨んだことはない」とサムセン~
キジンはグモクが洋服を作り、サムセンに会いに行ったとヘジュから聞く。
帰って来たグモクをレストランに連れて行くキジン。
「バカやっていないで、東洋医学部へ行け。お前の意見は関係ない。
俺の言う通りにしろ」
「あなたの娘ではない。」
「俺が出ていくから院長のそばにいろ。
出て行けば、サムセンにすべて奪われるぞ。」
「サムセンが後継者になっても構わないと言ったはずよ。父さんと私の問題。
なぜ、おじさんが口出しを?」
「サムセンはダメだ。」
「また身代わりの話?今回もサムセンを口実に私を操る気?
おじさんの話は信じない。あのカレー事件がどんなに苦しかったか
分からないでしょ?幼い私を嘘つきにして、無実のサムセンを追い出した。
おじさんは冷血で怖い人。心から怖かったから、黙っていた。
父さんに事実を話す。縁切るように・・」
「お前が思っているように俺は恐ろしい人間だ。自分の娘を人の娘とすり替えた。
天罰が下るべき人間だ…」とキジンがいい・・・・