会長はミニョクの新聞記事を見て憤慨している。
記者を探して出処を調べろとミニョクに言うが、
ミニョクは「もういい。受けて立つ」という。
ジヌはヨンソンにチェウォンが入院したことを連絡する。
病院に来たヨンソンにおばあさんは
「おなかの赤ちゃんは大丈夫だから、ジヌを責めないで」と頼み、
ミニョクのことも聞いてみる。
「まさかミニョクさんを見捨てないでしょうね?立派な家で、
25年も育ててきた子でしょ?」
「あの記事で夫も呆れています」とヨンソンは答える。
ヨンソンは会長にチェウォンは大丈夫と電話する。
オ室長も心配している。
「あの新聞記事を読んだか?記者に情報を流したものに心当たりでも?」と
オ室長に聞く会長。
「僕を疑っているんですか?」
「実の親を見つけたことを誰が知っている?私も君から聞いた。」
「ミニョクが会わないから、実の親が流したのでは?
ミニョクはハンミダンの後継者だ。
そんな人を見逃すものかと…」とオ室長。
会長はジヌ父がミニョクの名前を取り戻したいといったことを思いだしている。
「このネタで一番得をする人間が、犯人だ。そのうちわかる」と会長は言う。
ヨンソンはチェウォンに付き添っている。
「あの家には行かせない。荷物も片づけるわ。うちに同居して」とヨンソンはいう。
おばあさんは家に帰り、ジヌ父にチェウォンの様子を話す。
ヨンソンがミニョクを見捨てないといったとジヌ父に話すおばあさん。
「このことでお父さん(会長)に会ったりしないでね。
行動する前にジンスのことを考えてね。そうすれば丸く収まる。」とおばあさん。
オ室長と理事二人が会っている。
会社の株価が下がったことを心配している。
オ室長は資料を見せ、「これを読めば、責任は誰にあるのかわかります」
ジヌに会いに来るミニョク。
チェウォンの様子を聞くミニョク。
「会社が苦しいのに、僕の記事で窮地に…・記事の出処も予想はつくが
相手にしたくない。嘘ではないし…僕はいつ転落するかわからない。
金持ちの心理知っている?血筋を重んじるんだ。僕みたいな人間は嫌われる。
父はそれを知っているから、僕をかばって、いつも辛い目に・・・
もう父の重荷を減らしてやる時が来たようだ」とミニョクは話す。
ミニョクを見送るジヌ。
「兄さんが戻ってきたら借りを返そうと思ってきた。
そして、チェウォンさんの兄として戻ってきた。どうやって返すべき?」とジヌ。
「チェウォンと幸せになってくれ・・」とミニョク。
「僕は兄に兄の望む道を進んでほしい。ハンミダンは義兄さんの夢だったはず。
悪いことはしていない、あきらめることはない」とジヌ。
オ室長と会った理事が会長に臨時総会を開くよう求めている。
ハン副社長が会長代行になってから業績が落ちたから・・
ハン副社長に責任を負わせようという話になっていく。
ジングは新聞記事見てジヌ父たちの会話が気になり、ジヌに会いに行く。
「ミニョクさんがジング兄さん?本当なのか?」とジング。
ジヌは自分たちの記憶がないから、ジンスは戻らないと話す。
おばあさんはナレとジニにミニョクがジンスであることを話す。
ジヌはジンスと知って幸せかしら?と言っている。
会長はミニョクを呼ぶ。
「会社が苦しいから誰かに責任を負わせたいらしい。臨時総会開こうと・・
お前をボロボロにしたくない。しばらく会社を離れてみたら?
自宅待機にするから、時間を稼ごう。まずは会社を立て直さないと」
「僕が実の息子でも今のようにしかできないよね?いうとおりにするよ」とミニョク。
ミニョクは自分のオフィスに戻り、涙を流す。
「ジンス兄さんが来るのは反対。彼のこと放っておいて。ハンミダンを相続すれば
うちにも得が・・・金持ちに養子に出したと思えばいい」とジヌ父に言うジング。
チェウォンは退院するようだ。
ヨンソンからミニョクが自宅待機になって、オ室長が代行するようだと聞く。
ジヌはミニョクが落ち込んでいると思い、慰めようと連絡するが
電話に出ない。
ジヌは会長に会いに行く。
「父のせいで、自宅待機という仕打ちを?」と会長に言うと
「私がミニョクを見捨てたと?本人も休みたいといったし・・」
「お義父さんの重荷を減らしたいといった。
お義父さんをどれほど大事に思っているか・・」
「私の同じ、世界でたった一人の息子と思ってきた」
「兄さんを守ってあげて。兄さんが僕たちに背を向けたとき恨みました。
会社がほしいからじゃない。お義父さんと暮らした25年間が人生のすべてだから。」
会長も「ミニョクの重荷を減らしたい。あいつも自分が進むべき未来を
整理できるはず、もっと素直になる必要がある。自分で道を見つけられだろう。
その時まで待ってやるべきだと…」と会長。
ミニョクはジヌの家の近くに来ている。
ジヌ父に声をかけられ、「僕は発ちます、当分会えません」とミニョク。
行先と理由を聞くジヌ父。
公園で話す二人。
「あの日、目が覚めたら、名前もわからない、
どこから来たのか何も覚えていなかった。
市場で手を差し伸べてくれたのが今の父です。
実子同様に育ててくれた人を裏切るべきですか?
なぜ、放っておいてくれない」
「25年も自分のルーツを知らずに来たお前を、取り戻してやりたい。」
「昔と何も変わっていないですね。子どものころから、父さんは自分勝手だった。
僕の望みを聞く気はない」とミニョク。
「思いだしたのか?」
「はい」と答えるミニョク・・・・