「赤ちゃんはホンのところにいるから・・」と
ミョンジュ母はスンヒをミョンジュと思って話している。
ノギョンが戻ってくる。スンヒの様子が変で「ダミウル、どうかした?」と聞くが
いいえと答えるスンヒ。
療養院からの帰り、二人は食事をする。
「明日海へ行こう、頭が複雑な時は海を見るといい。どうだい?」とノギョン。
「行きましょう」とスンヒ。
スンヒは食事のあと、コプタンの家を訪ねる。
「お義母さんと父のことは聞きました。二人の間に子供が・・?教えてください。」
「知らないわ、父親に聞けば?」とコプタン。
「奥様が赤ちゃんを父に渡したとか・・おばあさん(ミョンジュ母)が言ったんです。
コプタンに赤ちゃんを届けたと」
「認知症の人の話を信じるわけ?私を問い詰めるなんて不愉快だわ」
平和建設社長室
創業時メンバー社員らがカン部長にはついていけないと抗議している。
カン部長も来る。「団体行動は規則違反です」と彼らに言う。
カン部長は業績の悪い幹部を半年停職にしたようで、カン部長より大先輩を
罰するとは生意気だと社長は怒る。
社長の指示を無視したということで、自宅待機になるカン部長。
「まさか、ヨノンさんのことで…」と言ったのでさらに怒る社長。
ノギョンがテボムを訪ねる。
ノギョンはテボムが両家の両親のことを知っているとわかる。
「もうあきらめろ。家族もお前たちも苦しむだけだ。」
「僕たちは諦めない。結婚は無理でも…別れる苦痛よりはマシさ」
「俺はスンヒと付き合うぞ」
「スンヒにその気はないぞ」
「もう身は引いたりはしないぞ。俺のすべてをかける」とテボム。
エリが帰ってくる。チュンボンは撮影に出かける用意をしている。
「昨日ホクロちゃんに会ったわ。スンヒちゃんよ。幸運のホクロがあるのに
幸せじゃないよな。」と言っているとカン部長が来る。
カン部長はエリにスンヒは君の家にいるのかと聞く。
ユンシクはおばあさんにヤンジャと仲直りするように努力しなさいと言われ、
ユンシクはヤンジャを外食に誘う。
スンヒはユンシクに赤ちゃんのことを聞こうとするが留守でいないといわれる。
スンヒはスンアの家に行く。テボムがやってくる。
「どうしているか、心配できたんだ。ノギョンから何か聞いていない?」
「いいえ」
「よく出てこられたな。」
「心を決める前に検事とお義母さんに会いたいといったの。
一日に何度も心変わりするの。別れようと思っても心揺れて、
続けようと思っても自信がないし・・一生決められないかも?」とスンヒ。
「少しでも楽な方を選んで、どうしてもダメなら、逃げることもできる・・・
ヨノンさんとは婚約しない」
「ヨノンが可哀想」とスンヒ。
ミョンジュはノギョンにウエディングドレスを見せる。
「スンヒはこのドレスを着る日が来るかな?」とノギョン。
ミョンジュはマンボク堂に電話するが、ヤンジャもユンシクもいないとスングに言われる。
伝言を頼もうとするとおばあさんに代わられ、
「もう終わったことなのにどうして電話するの?」
「私たちはそうは思っていません。子どもたちは事実を知ったし、私たちさえ
納得すれば結婚は可能と思います」ときっぱり言うミョンジュ。
「痛い目に遭いたくなかったら、あきらめることね」とおばあさんは言って電話を切る。
ヤンジャはお酒を飲んでいる。
ユンシクは「すまなかった。今後はいい夫になる。許してくれ」
「もう怒ってはいない」というヤンジャ。
「俺はお前と暮らせて幸せだよ。それは本当だ」
「うそでもうれしい」とヤンジャ。
酔っているヤンジャ。家に帰る途中、いきなり
「ホン・ユンシク、お前は最低な男だ。いくら母親に反対されても、
一諸に暮らした女よ。最後まで責任取るべきよ」といって力が抜けるヤンジャ。
ヤンジャをおんぶして帰るユンシク。ユンシクの背中で泣くヤンジャ。
院長はウィジュのソウルの高校行きを許すが、条件としてテボムと暮らすようにという。
テボム母はテボムを心配している。
院長は平和建設に電話するとテボムが自宅待機になったと聞く。
スンアが家に帰って来た。
スンヒは「今日は検事と会ったら心を決めるつもりよ。
反対の理由もわかったし・・」
「あきらめる方にして、あとで後悔するから。検事の母親は父の子どもを
産んだみたい。でも死んだみたい。父さんは、こっそり育ててたと思って
おばあさんに聞いたけれど何も知らなかった。同棲中に死んだみたい」と
スンアから聞く。
スンヒは慌てて出かける。
コプタンはスンヒから赤ちゃんの話を聞き、ミョンジュにばれるのではないかと
不安だ。コプタンは出かけてしまう。
スンヒがコプタンを訪ねるがいない。
コプタンは店に行く。
コプタンは療養院で
「奥様が私に子供をどこに捨てたのかと怒鳴るの、びっくりしたわ。
いくら認知症の人でも人に言うことではないわ。
検事やホン先生に言ったらどうするの?」
「子どもたちに隠すべきかしら?」
「当然よ」
スンヒが店にやって来た。ミョンジュ、コプタンは気付いていない。
「結婚をやめればいいけれど、姉さんに子供がいたと知られたら検事はどう思う?
私、毎晩夢に出てくるの。もう怖くて」
「夢でもいいから、会いたいわ」
「姉さんは赤ちゃんの顔を見ていないものね。知らない方がいいわ。
とてもかわいかった。目が大きくて。肩のホクロも大きかった」
「そんなに大きいの?」
「ええ、肩にホクロがあってびっくりしたのよ」とコプタン。
スンヒは自分の肩に手を当てて・・・・・