警察の係員に「記憶がないそうです」と言われても信じないジヌ父。
じぬは父親に会えないほど悲惨な生活をしているのではないかと泣いて心配する。
ミニョクはマーケティン部の会議は今日が最後。
後任はハン・チェウォン課長だと告げる。夜は送別会のようだ。
ミニョクは副社長室に入り、副社長ハン・ミニョクと書いてあるプレートを見て喜ぶ。
会長が来て「やっと私の隣に来たな。お前がハンミダンの経営者だ。
そのつもりでやれ」とミニョクは言われる。
チェウォンがマーケティン部に行く。
みんなにお祝いされるがギョンジュはいない。
チェウォンは新しいオフィスでジヌとの写真を飾る。
オ先輩がお祝いの花を持って来る。
「夫からは花も電話もない」と愚痴るチェウォン。
でもカードを見るとジヌからの物だった。
チェウォンはジヌに電話してお礼を言い、今日は歓送迎会で遅くなると伝える。
ジヌは手が気になり、どこの病院で診てもらったようだ。
ジヌが病院に戻ると先輩医師から手術をしてほしいと頼まれるが
来週まで予定がいっぱいと言って断る。
ミニョクとチェウォンの歓送迎会が始まる。
ギョンジュが遅れてくる。ギョンジュが友達感覚で話すと
「チャ代理、チーム全員が参加している会食の場よ」とチェウォン。
「初日から厳しいお言葉で・・失礼しました」とギョンジュ。
「せっかくだから楽しくやろう」とミニョクは言う。
ジヌが家に帰る。
ジンスに渡してもらうように書いた手紙を受け取ってもらえなかったジヌ父を見て
おばあさんはつらいという。
ジヌはジヌ父に
「今の生活が気に入っていて、あまりにも幸せすぎて実の親を
拒んでいると思えないか。」と言うが、ジヌ父はそうは思わない。
「記憶がないと言っているんだ。今の生活を選ぶ人をまだ捜す?
もう兄さんのために苦しまない。僕は自分の幸せを守る」とジヌ父に言う。
歓送迎会でギョンジュはかなり飲んでいる。
「韓国大企業の問題点は、家族経営よ。
大学出て留学して数年たてば幹部になれる。」
「そうでもない。平社員から本部長になった幹部もいる」とミニョク。
「副社長。よく上り詰めましたね。本部長の立場では珍しい」とギョンジュ。
「何が言いたいの?」とチェウォン言うとギョンジュは出て行ってしまう。
会がお開きになる。
帰ろうとするとミニョクの車の近くにギョンジュがいるのを気付き
チェウォンが送ると言うが、ギョンジュはミニョクの車に乗る。
「あなたのおかげで20年住んだアパートを追い出されたわ。
住所は教えない」とギョンジュ。
ミニョクはギョンジュ母に電話するがギョンジュに切られてしまう。
しばらしてギョンジュは車の中で寝てしまう。
チェウォンはヨンソンに電話するがミニョクはまだ帰っていないという。
次の日の朝、
車の中で目を覚ますギョンジュ。ミニョクは外にいる。
「ごめんなさい。私のせいで家に帰れなくて・・」
「娘が帰ってこないのに、お母さんからは電話もない。あとは自分で行って・・」
「あなたが望めば私が川を渡らせてあげると以前言ったわ。
私が手伝う。手伝いがいるはず」
「今更言う?腐った綱と思ったら、副社長になったから?僕はもう川を渡ったんだ。」
「副社長が目標?会社はチェウォンに渡るわ」
「身の程を知れ。君には関係ない。」
ジヌが朝食の用意をしている。チェウォンはもう出勤したという。
おばあさんは朝食つくってとナレに言う。
チェウォン達は会議
国産小麦パンをシリーズ化するようだ。
「ハニャンは国産小麦パンの生産を保留すると・・オ室長、何か聞いていますか」
とミニョク副社長が聞く。
「僕はわからない。本部長に任せる」とオ室長は言う。
会長は「仕事に慣れるのに時間がかかるから協力してやって」とオ室長に頼む。
ミニョクにハニャンのこと聞かれ面白くないオ室長。
チェウォンはミニョクが昨日と同じ服着ているのに気付く。
「ギョンジュと一緒だったの?」
「やめてくれ、何もなかった」
「態度をはっきりして」
「結婚したいと思った女性だ。優しくして。有能だし、お前を助けてくれる人材だ。」
「ギョンジュのことをわかっていない。彼女は・・」
会長から呼ばれるミニョク。
昨日家に帰らなかったことを叱る会長。
ヨンソンは家政婦さんにおかずをたくさん作ってもらい、ジヌの家に持っていく。
娘は昇進して忙しくなります、至らぬ娘ですがよろしくお願いしますと
おばあさんとナレに頼むヨンソン。
ヨンソンはナレにお金を渡す。
チェウォンのために負担がかかるお詫びだという。
マーケティング部会議
国産小麦パンをシリーズ化するから市場調査をして下さいと指示するチェウォン。
会議が終わりチェウォンにチャ代理は呼ばれる。
女性社員が「副社長とギョンジュが昨日と同じ服着ている。
よりを戻したのかしら?」というウワサしている。
「昨日はミニョクさんと一緒だった」
「兄に近づかないでと言ったはずよ」
「彼は私に未練があるの。彼だけじゃないわ。オ室長っていう盾もあるのよ」
「オ室長を盾にできるのかしら?」
「私を守ってくれる唯一のコネなのよ」
「家族を守り、あなただけ追い払うのは簡単」
「それじゃ、なぜ私を放っておいたの?」
「あなたが怖いからじゃない?生まれ変わるチャンスをやったの。
生意気ね。自分が叔父と同じ立場だと?家族を守る方法はある。
私の嫌いな方法だからしないだけ。なのに身の程知らずがバカなまねを・・・」
とチェウォンに言われたギョンジュは・・・・・