どれぐらいそうしていたんだろ?
俺はあんたが俺の絡ませた舌にぎこちなく反応してきたのが嬉しくて、
角度を変えつつ、その舌を味わっていた。
「んふ、・・・くちゅ・・・ん、はあ・・・ん」
あんたから漏れる甘い声に、俺は理性を失いかける。
でも、ここは店内だ。
なんとか気持ちを切り替え、あんたから離れた。
「・・・料理が冷めちゃうね。戻ろっか?」
「ん。」
あんたは我に返ったのか、耳まで真っ赤にして、
早足で歩き出した。
本当、どんだけ可愛いんだよ。
席に戻ると、すでに注文してた料理が並んでいた。
どれも美味そうで、あんたが瞳を輝かさせている。
「適当に、好きそうなの頼んどいたよ?」
「ん。けど、これおいらの好きなもんばっかじゃん!
お前の誕生日なのに・・・」
「ん?いいの。俺は後でちゃんと食べるから」
あんたをね・・・・・
「?そう。んじゃ、いただきますー」
意味の分かってないあんたは、嬉しそうに料理に箸をつける。
そしていつもみたいに口いっぱいに頬張る。ほんと旨そうに食べるよな。
こっちまで、幸せになる。
「ほら、こぼしてる。子供かよ?」
「う、うるさいよ、で、気付いてたのになんで知らんぷりしてたんだよ。
おいら、すごい焦ってたんだぞ!」
「ふふ、そっち?
だからだよ。焦ってるあんたが面白かったから!」
「・・・じゃ、さっきの・・・は?
どう・・・いう・・・」
言いづらそうに、ぼそぼそとやっと聞き取れるような小声で聞いてきた。
あんたからしたら、ビックリしたよね?
「・・・さあ、なんでだろうね?なんでだと思う?」
俺はまっすぐあんたの瞳を見つめる。
あんたは、焦って視線をそらせ、また料理を口いっぱいに頬張る。
あんたこそどういうつもりだよ。
俺を拒否ることだってできたはず。
いざとなったらあんたの方が力があるんだから。
俺を受け入れたってことだよね?
俺は嬉しくて、顔がにやけてくるのを必死に我慢していた。
けど、ちゃんと気持ちを確かめたわけじゃない。
俺もはっきり言ったわけじゃない。どう切り出そうか?
黙りこくってた俺の頬をあんたがむぎゅっとつまむ。
「もう、目開けたまま寝てんのか?」
「・・・あんたさー、一体誰に何言われて、そんな格好してんの?」
「こ、これは、ニノと相葉ちゃんが、サプライズだって言って、
松潤はこんなのが好きなはずだって言って、
スタッフさん巻き込んで、盛り上がってて・・・・」
「・・・ふーん、で、着てみたらまんざらでもなかったと?」
「ち、ちがう、おいらは嫌だって言ったんだけど、
翔くんも綺麗だって言うし・・・仕方なく・・・・」
「・・・へー?翔さんがねえ・・・」
「?、う、うん」
「もう、ほとんど食べたし、そろそろ出る?」
「ん。そう・・だな」
俺は会計を済ませて、足早に店を出た。
あんたの口から翔さんの名前を聞きたくない。
あんたらにはなんて言うか、誰も入れないようなそんな空気感がある。
2人だけの特別な・・・・
突然腕をぐいっと引っ張られた。
あんたはちょっと怒った顔して、
「もう、置いて行くなよ、これ、歩きづらいんだぞ‼︎」
そう言って,履いてるサンダルを指差す。
次の瞬間、ぐらっとあんたがバランスを崩した。
俺は慌てて、あんたを抱きとめる。
すっぽりと腕の中に収まる華奢な身体。
あんたの香りがして、思わず強く抱き締めてしまった。
ダメだ・・・も、我慢できない・・・
「・・・俺、あんたが好きだ。ずっと好き。
このまま、あんたを俺のものにしたい・・・・」
あんたの耳元で、俺は我慢出来ず想いを打ち明けた。
俺はあんたが俺の絡ませた舌にぎこちなく反応してきたのが嬉しくて、
角度を変えつつ、その舌を味わっていた。
「んふ、・・・くちゅ・・・ん、はあ・・・ん」
あんたから漏れる甘い声に、俺は理性を失いかける。
でも、ここは店内だ。
なんとか気持ちを切り替え、あんたから離れた。
「・・・料理が冷めちゃうね。戻ろっか?」
「ん。」
あんたは我に返ったのか、耳まで真っ赤にして、
早足で歩き出した。
本当、どんだけ可愛いんだよ。
席に戻ると、すでに注文してた料理が並んでいた。
どれも美味そうで、あんたが瞳を輝かさせている。
「適当に、好きそうなの頼んどいたよ?」
「ん。けど、これおいらの好きなもんばっかじゃん!
お前の誕生日なのに・・・」
「ん?いいの。俺は後でちゃんと食べるから」
あんたをね・・・・・
「?そう。んじゃ、いただきますー」
意味の分かってないあんたは、嬉しそうに料理に箸をつける。
そしていつもみたいに口いっぱいに頬張る。ほんと旨そうに食べるよな。
こっちまで、幸せになる。
「ほら、こぼしてる。子供かよ?」
「う、うるさいよ、で、気付いてたのになんで知らんぷりしてたんだよ。
おいら、すごい焦ってたんだぞ!」
「ふふ、そっち?
だからだよ。焦ってるあんたが面白かったから!」
「・・・じゃ、さっきの・・・は?
どう・・・いう・・・」
言いづらそうに、ぼそぼそとやっと聞き取れるような小声で聞いてきた。
あんたからしたら、ビックリしたよね?
「・・・さあ、なんでだろうね?なんでだと思う?」
俺はまっすぐあんたの瞳を見つめる。
あんたは、焦って視線をそらせ、また料理を口いっぱいに頬張る。
あんたこそどういうつもりだよ。
俺を拒否ることだってできたはず。
いざとなったらあんたの方が力があるんだから。
俺を受け入れたってことだよね?
俺は嬉しくて、顔がにやけてくるのを必死に我慢していた。
けど、ちゃんと気持ちを確かめたわけじゃない。
俺もはっきり言ったわけじゃない。どう切り出そうか?
黙りこくってた俺の頬をあんたがむぎゅっとつまむ。
「もう、目開けたまま寝てんのか?」
「・・・あんたさー、一体誰に何言われて、そんな格好してんの?」
「こ、これは、ニノと相葉ちゃんが、サプライズだって言って、
松潤はこんなのが好きなはずだって言って、
スタッフさん巻き込んで、盛り上がってて・・・・」
「・・・ふーん、で、着てみたらまんざらでもなかったと?」
「ち、ちがう、おいらは嫌だって言ったんだけど、
翔くんも綺麗だって言うし・・・仕方なく・・・・」
「・・・へー?翔さんがねえ・・・」
「?、う、うん」
「もう、ほとんど食べたし、そろそろ出る?」
「ん。そう・・だな」
俺は会計を済ませて、足早に店を出た。
あんたの口から翔さんの名前を聞きたくない。
あんたらにはなんて言うか、誰も入れないようなそんな空気感がある。
2人だけの特別な・・・・
突然腕をぐいっと引っ張られた。
あんたはちょっと怒った顔して、
「もう、置いて行くなよ、これ、歩きづらいんだぞ‼︎」
そう言って,履いてるサンダルを指差す。
次の瞬間、ぐらっとあんたがバランスを崩した。
俺は慌てて、あんたを抱きとめる。
すっぽりと腕の中に収まる華奢な身体。
あんたの香りがして、思わず強く抱き締めてしまった。
ダメだ・・・も、我慢できない・・・
「・・・俺、あんたが好きだ。ずっと好き。
このまま、あんたを俺のものにしたい・・・・」
あんたの耳元で、俺は我慢出来ず想いを打ち明けた。