頭良く見られたいと、確かに思いますよね。


でもその必要ってありますかね?


まずそもそも頭の良さの定義がわかりません。


それに自分がバカだと認めた方が逆に心にゆとりがもてると思いますよ。


相手が違う事を言っていて場合に論破しようとしたり、説得しようとすると疲れるだけです。


負けを認め、潔く弾くことが先決です。


また、この世の中思うようにならないことを知ってしまい、それに付随して自分も思うようにならないとネガティブな感情のスパイラルが発生するだけです。


でも、頭良く見られたいと考えや論理的な考えだって大切だとのお気持ちは良くわかります。


では論理的に考えるとは何かを説明する。


そもそも論理的な思考とは、物事の構造を理解する事です。


ここで一つ問題です。カレーライスと豚汁の違いを説明できますか?


カレーライスはインド料理で、豚汁は日本料理と答える方もいらっしゃられますが、それはカテゴリーの話しです。


論理とは構造、そして論理的に考えるとは構造を理解すること、すなわちカレーライスと豚汁の構造を知り、その違いを探す事です。


まず

カレーライス

= ( 肉+にんじん+じゃがいも)×カレールー


次に

豚汁

=(肉+にんじん+じゃがいも)×味噌


となります。


こうしてみると具材に肉、にんじん、じゃがいもを使うことは共通していますが、味付けに使う調味料がカレールーか味噌との違いしかありません。


実は両者の違いは調味料だけなのです。


どうでしょうか。結構疲れますよね。頭を良く見せようとし使おうとすると頭を早く回転させようとして精神力をかなり使います。


こう見ると頭が良いと言うのも考えものです。


やはり一番良いのは、頭の回転をロー、ミドル、ハイと使い分けるすなわち無理に頭良く見せる必要なんかないとのことです。