おとつい、わがやの長男くん、剣道の練習から帰ってきて
ご飯食べて風呂入って、寝るぞっていう前に、
ぼくが自分の部屋で仕事をしていると、部屋に入ってきて
こう言いました。
「あのさ、その仕事って満足してるの?」
・・・むむむ?
いったい、どういうつもりで聞いたんだ?
ちょっとした衝撃を受けながらも、
ぼく 「好きな仕事に就いてるっていう意味では満足してるよ」
長男くん 「はじめからその仕事をやりたかったの?」
ぼく 「中学のときは違う仕事をやりたかったけど、高校行かないで
専門学校行くって言ったら、お前バカかって親に言われて
高校行ってる間にやりたいことが変わってたよ」
長男くん 「高校に行くのって意味なくない?」
ぼく 「お前、いまどき高校行かないのって、ほんの2,3%だぞ?
ほとんどのひとが行ってるんだからとりあえず行ったら?」
長男くん 「なんでみんなと同じじゃなきゃいけないの?」
ぼく 「同じじゃなくてもいいけど、自分も高校行って、2年生のときに
今の仕事に就きたいって思ったから、それからでも遅くないんじゃない?」
長男くん 「3年生になってからでも遅くなくない?」
ぼく 「やりたいことを決めるのは、早いにこしたことないぞ」
長男くん 「ふ~ん・・・。じゃあ、寝るわ」
ぼく 「おやすみ」
長男くん 「おやすみ」
・・・う~ん。
長男くん、いったい何を思ってこんな話してきたんだろ・・・。
色々考えたのか、それとも何も考えなかったのか・・・。
それにしても、その仕事、満足してる?にはびっくりしたな~。
仕事好き?とか、仕事楽しい?とかならわかるけど、
満足って・・・。
かなり深い、重たい質問に感じましたね~。
幸い、ぼくの場合は、就きたい仕事について、ある程度
やりたいようにやらせてもらえて、しんどいな~と思うことがあっても
楽しんでやれてるから、そこそこ満足感を味わえてるけど
そうじゃなかったら・・・何を長男くんに言えるんだろ?
まあ、高校行かないって言ってたぼくが、長男くんに高校行けって
言うのもどうかと思うけど・・・。
本音を言えば、行かなくてもいいとは思うけど、だからといって
将来がそれで思った道に進めるかって言われたら、せばめることには
なるかもしれないな~とは思うんですけどね。
あとは、本人次第でどうとでもなるだろうし、中卒だとか
高卒だとか、大卒だとか関係ない仕事に就くんだったら
どうだっていいことかもしれないですけどね。
たまにはこんな真面目?な会話をするのもいいですね。
いつもバカばっかり言ってるので。
昨日なんて、夕食のときに
ぼく 「いや~大変だ。娘ちゃん可愛すぎて、罪になるかもしれん。
国際会議にかけられるかもしれない」
奥さん 「どこでかけられるのさ?」
ぼく 「ジンバブエで」
奥さん・長男くん・次男くん 「それって、どこだよ!」
みんな 「大爆笑!!!」
みたいな、ほんとわけのわからない会話が日常茶飯事です。
そんなふうに、毎日笑って過ごせるのって、ほんと幸せなことですね。
ぼく以外の家族が、同じように思っているかは謎ですが・・・。