同じことを話していても、伝わらない。
うなずいているのに、聞こえていない。
その場にいるのに、話しに入らない。
どうしてなんだろう・・・?
それはきっと、相手の言葉を聞いていないから。
それはきっと、自分の言葉を伝えていないから。
それはきっと、そのひとにとって大切なことじゃないんだ。
誰かにとって大切なことは、誰かにとってだけで
それを理解するとか、受け止めるとか、
自分にとって大切なことにはならないんだ。
だけど、自分にとって大切なことは、
やっぱり大切なことだから、それだけは守るんだ。
誰かが傷ついたり、誰かが疑われたり、誰かが勘違いされたり、
それは、その誰かが悪くって、それ以外の誰かのせいじゃない。
そうなってしまうんだ。
ぼくは・・・そうじゃない。
ぼくが誰かを傷つけて、疑って、勘違いしてしまったら、
それはぼくの心の弱さがそうさせたから。
ぼくのせいなんだ。
強く信じて、強く願って、強く想って、
そして、強く行動すること。
それしか、ぼくにはできないんだ。
信念を貫くことが、ぼくがぼくである証明になるから。
きっと、そのことで、誰かを傷つけたりすることはあるんだろう。
それは、ぼくのせいなんだ。
だけど、いつか、ほんとうにいつか、わかってくれるときが
くるとしたなら、それは、ぼくの願いなんかじゃない。
誰かを傷つけて、苦しめてまで、ぼくがぼくであることにはならない。
ぼくがぼくでいることで、誰かのためになるなら、
そうだったならと願っているだけ。
そうだったならと思い、言葉を、気持ちを伝えているだけ。
いつか、いつか、届くときがきたなら・・・。