東北地方太平洋沖大震災。
被害の大きい地域では沢山の方が亡くなり、助かった方も家も何もかも流され苦難を強いられ生活している。

私が住んでいる千葉県は無事なように見えても、浦安や幕張などでは液状化現象が起き、場所によっては断水や停電によって以前の日常生活を送るのは困難だったり。

被災という言葉を考え直した。

私は勿論、隣市在住の両親、都内に住む弟一家、嫁の親兄弟、稲毛市に住む私の彼とお母さんも無事。

だけど、親類が亡くなった。入院している病院で酸素吸入中に地震にみまわれ停電、お見舞いに行っていた叔母の目の前で息を引き取ったらしい。停電さえなければ、治療して日常に戻れるはずだった。

残念だし、叔母の気持ちを考えるとせつない。その他、原発に関する不安は現実に水道水に放射性物質が安全な基準値を超えた量が検出されたりして、少なからず自分の身にも危険が迫っている感覚はある。

だけど、それによって自分の悲しさアピールするような神経持ってないっすよ。

無事だったくせに、何故か自分アピールしまくる馬鹿。

震災について、原発について、ニュースで見たことをさも自分が権威かのように語る馬鹿。

自分が東北出身だというだけで、家族も皆無事なのに自分だけはわかってるという態度で語る馬鹿。

震災以来、周囲のそんな人にイライラしている。もともとバイト先の人達が見聞狭くて、自分達の中での基準ばかりで話をするのが窮屈だったけど、今本当にイライラする。

黙るという方法。
言わないだけで、震災除いても困難に直面して生きてる人もいるかもしれないっていうことは考えないんだよね。

馬鹿すぎる。