私は所謂
『片付けられない女』
のひとり。

ADD(注意欠陥障害、ADHDの多動のないタイプ)というやつで、例に漏れず部屋はかなりなカオスっぷり。

ボーイフレンドと付き合い始めて少し経って、壁にぶち当たった。

「このカオスに彼を引き込むわけにはいかない。」
「色々話をして来た上で付き合いだしたとは言え、実態を見たら引かれてしまうんじゃないか。」
とクヨクヨしだした。

でも、このまま付き合っていける気もしなかったので、一大決心。部屋を、ありのままを見て貰うことにした。

出し損ねたゴミが溜まったキッチン、物が移動しただけで雑然とした室内はそのまま。オロオロしているうちに、待ち人到着という運びに。

「呆れて今日限りになるかも。だったらせめて今日は楽しく食事が出来たらいいか」と開き直った…



彼は意外にも動じることもなく。むしろ私が驚いた。

とりあえず食事をし、いつものようにお喋りをしたりテレビを見たりして過ごし、彼は帰って行った。

数時間後、半ば賭けにも近い気持ちでメールを送った。お礼と、
「ビックリしたでしょう?これが実態です。」
と。

「ああ、これで終わったかもなー。でも、取り繕って外面だけで付き合ってるよりマシだ。」
と考えていたら、返事が来た。

「少しずつそうなったのなら、少しずつ片付けて行こう。次は一緒にゴミを出そう。」

甘やかすわけでもなく、ハートフルな言葉。ガラにもなく泣きそうになった私がいた。



これを読んだ人は、どう思うのかな。
「子供じゃあるまいし。」
「病気のせいにするな。」
など、呆れるリアクションも経験上あり。(病気とは違うけどね。)

でも、同じADHDの女性にはわかると思う。そしてその中でも同じような壁にぶつかってる人にはあえて言おう。

多くはないかもしれないけど、現状を否定することなく、かつ頑張れる、やっていける気持ちをくれる人っているよ。諦めなくていい。

甘えと言われても仕方ないけど、上手にサポートをお願い出来ることが生き難さを少し回避出来るポイントだからね。

頑張ろ。