先日、目の前でおねえさん方がヒアルロン酸を打ちに行く日程を打ち合わせていた。数年前まで勤めていた都内の繁華街では整形がさほど珍しくなく、若いのにガンガン整形する子もいた。それを半ばフィクションのように客観していただけの自分がいた。

おねえさん方、そりゃ年齢で若い頃とは顔は変化しているだろう。でも、私にしてみたら双方そんなの必要ないじゃない、っていう。でも、まあ、そうか。接客業ですものねー。(職業はご想像にお任せ。)

前の記事 でも書いているように、ぶっちゃけ私は美容にはかなり無頓着な方。若い時分はそれなりにコスメなどにお金も使ったけど、周りの女性と比較して客観的に判断すると、かなり関心が薄く老いにもさしてコンプレックスを感じていないよう。

私は母親譲りなのか、やや童顔。目元などの劣化も少ない。時々じっと鏡を見て、若い頃と変わった部分を発見して
「おお。歳とったなあ。」
と少々しょんぼりするけど、気になるのはそこじゃないのだ。

数年前、突然全身に湿疹が出た。

ストレスかそれまで長年飲み続けた薬による薬疹か、医者も原因は特定出来なかった。その後人の話を聞いたり何か読んだりしているうちに、どうやら成人アトピーなるものじゃないかと思えてきた。

その頃から、それまで割と無頓着だった食事や生活習慣を考えるようになり、肌の劣化を感じた時も考えるのは整形よりむしろそちらの方。
「今だけじゃ意味ないんだよなあ。続けなきゃ。」
と思いながら、にわか美容食を心がける。鶏の手羽先でスープを作ったり、代謝をよくするために生姜を多用してみたり、いつも飲んでる梅醤番茶を丁寧に淹れてみたり。他には、寒くなってきた今日この頃、肌が乾燥しない保温を考えたり、自分で出来る足マッサージをしだしたり。

まあ、でも、基本的に寝不足な日が多いですから。今も、時間を見た人は
「アンタ・・・何より先にまず寝なさいよ。」
と思うに違いない。

過剰なアイメイクに頼るよりしっかり寝てスッキリ起きて白目を綺麗にするとか、日常的に体を動かして代謝をよくするとか、考えられることはたくさん。それらをやってみても実年齢以上にガンガン老けていくようなら何か考えなきゃね。アラフォーだもの。

ああ、そういえば先日の人間ドックで
「要精検」
がありましたっけ。ツラのことより、まずそっちだな・・・。無頓着もたいがいにしないと、とっとと死んでしまう。