第3日目続き
1月4日(写真は全て私自身の撮影)
前回、宿泊したユニテ・ダビタシオンを少し詳しく解説しました。バスはマルセイユからリヨンに向かいます。
この道中で寄ったドライブインのような場所にあるレストランで食事をした際、現地の女性が食べていたものに驚いた。
大皿に半分がほうれん草、半分がポテト、これを大盛りで細身の女性がガツガツ食べていた。さすが海外と思った。(写真無いけど。)
作品解説:ラ・トゥーレットの修道院
ドミニカ派の修道院
コルビュジェが70歳のときの作品
エントランスに向かいます。
もう夕方になっていました。
リヨン郊外の森の中に建っています。今回はバスツアーでしたが、リヨン市街地からは列車と徒歩で1時間強のところにあります。
光の大砲(カノン・ルミエ)
カノン・ルミエの下は採光のための三つの煙突状の筒。その下が小聖堂。
エントランスをくぐると正面に中庭が見えます。
三角錐に尖った部分は礼拝堂。
粗いコンクリート
エントランスから見える中庭。幾何学の風景。
十字形回廊。礼拝堂に向かって下がっていきます。
縦の波ガラスは音楽的なリズムを表している。
今改めて写真を見るとバーコードみたいですね。
現在なら建築のモチーフをQRコードにしたら面白いかもね。写真を撮ったらQRコードでHPにアクセスするなど。
もうあるのかな?
中庭。十字回廊。
アトリウム
アトリウムから大聖堂へ降りていきます。
ここは写真では伝わりません。原色に塗られた壁面に上から光が降り注ぐ。この日はもう夕方であったことと、曇っていたので、晴れた日はもっと攻撃的な光が降り注いでくるのだと思います。
身廊脇の小祭壇
主祭壇の脇の小礼拝堂と光井戸
大聖堂。この空間に身を置いて最初に思ったのは、「あー、
安藤さんの光の教会だー。と思った。スケール感は全然こっちの方が大きいのだけれど、ここから着想を得たのかなと勝手に思いました。あくまで個人の見解です。」
食堂。ここで夕食と次の日の朝食を食べました。
修道院の食事だけあってとても質素だったけど、パンとスープが美味しい。今回の旅では、どこに行ってもとにかくパンが美味しかった。
修道士と同じ部屋に宿泊。館内撮影時に少し騒いでしまって怒られました。
部屋から窓越しに景色を見る
泊まった部屋です。
ちょっと独房の様です。自分と向き合うにはいいのかもしれない。これも建築をめぐることが目的のツアーでなければ間違いなくクレームでしょう。寒いし。怖いし。
光は最小限
本当はもっと写真があるのだけれど、ポジフィルムでスライドにしたので、そっちにまだたくさん写真がありますが、今回はこの辺で終了です。
翌日はバスにて一路、ベルフォートへ。
いよいよロンシャン礼拝堂へ向かいます。