80年代後半から90年代前半に横須賀のインディーズからメジャーになったJiaenというバンドがあまり知られずにシーンから去ってしまったことが今でも残念でならない。

 

当時、BOOWYのフォロワーバンドがシーンにたくさん出ては消えていったのだけれど、僕はこのJiaenをよく聞いていた。7thアベニューという横浜スタジアムすぐ近くのライブハウスによく行ったものです。当時は自分も横浜でバンドをやって曲を作っていたので、同年代からメジャーに駆け上がってく様を観ているのが楽しかった。(羨ましかった。いや、悔しかった。というか憧れた。)7thアベニューのステージにスカジャンを着て現れた生馬がまだ記憶から離れない。彼は当時の僕のバンドのもう一人のギタリストの高校の同級生。

 

プロデューサーはBOOWYやGLAYなど当時数多く日本のバンドをプロデュースした佐久間さん。今でもオークションサイトでCDを買えたりしますので是非聴いてみて欲しいです。ボーカル西城 生馬はもう亡くなってしまったけど、彼がソロで出したCDも数年前に横須賀で開催された野外ライブで購入しました。これはコーヒーを飲みチョコレートを摘みながら聞きたい曲達。僕の中では永遠ですよ、生馬くん。