予防保全 | 天井クレーンの保全記録

予防保全

お疲れ様です!

天井クレーン保全記録の中野です。

保全の中に予防保全と言うのがあります。事後保全の一歩進んだ保全ですね。

予防保全を大きく分けると

  1.日常保全

  2.定期保全
  
  3.予知保全


日常保全は、月例点検などで給油したり増締めしたり清掃することでクレーンのコンディションを確認し、簡単な整備により劣化を防いだり、復活させたりすることです。作業時間に合わせて作業内容を決めることが出来ます。

定期保全は、日常保全では修復できないものを作業内容に合わせて時間を作り、分解点検し、不具合箇所の部品取替えなどを行ったり、ある程度劣化が予測できるものは周期的に部品の取替を行うことです。この方法は日常保全と違い作業内容に合わせて作業時間を決めるためクレーンを停止させることが出来る時間と作業時間との兼ね合いが大切です。そのあたりの調整能力が保全担当者の力量と思われます。

予知保全は、定期保全から得た情報を元にこれから先の状態を予測し、大掛かりな補修が必要なときは事前に予算などを計算し、作業時間を割り出し、これからの保全の方法、時期、予算を管理していく方法です。

予防保全は、事後保全と違ってより専門的なスキルを必要とし強度計算やCADなどを使った思考上の分析が必要で、事後保全より数段上の管理が要求させます。

クレーンの保全に関しては中々専門家が見つからずついつい自己流で故障に対応していくため事後保全が一般的ですが、これからはよりスキルの高い人材を養成し、もっと先を読む高度かつリスキーな方法が求められている気がします。

リスクを回避するための技術こそが、強度計算であり、機械設計であるため、経験で得た技術プラス知識で得た技術の二本立てが必要です。