0.1秒後 | cloudyさんのブログ

0.1秒後

タクシーで走行中







どんなに渋滞してもイライラしない











いちいちイライラしてたら16時間の長丁場。













もちません もちません
(-.-;)











しかし つい先日。













どーしても我慢ならないことが・・


そう。超トロトロの車が5台ほど前に
俺の車が空車なら特に問題無い




ただ しかし
後部座席の その客は乗ってくるなり 「急いで」と(*_*)










右か左に逃げようと辺りを見回す俺




前の4台も おそらく同じ事を考えてるハズ。














ただ しかーし。












そういう時に限って ほとんどの道が 一通で





他の道は チョー狭く 多分行ってもハマるだけ




もういい。客の目的地は真っすぐ。下手に曲がらないほうがいい。


そーこーしてるうちに


前の4台もよっぽど我慢ならなかったのか 右に左に逃げていき・・












気付いたら 超トロ車が俺の前に(*_*)
頼む!どっかで曲がってくれ コイツ!



しかし ノホホーンと走ってやがる














そこで俺のイライラ度 ピークに達します。(-.-;)(~_~;)













その0.1秒後。

俺は信じられない事に気付く。













あれ?













どっかで見たことある車













てか 俺のクルマじゃね?






車種確認。ナンバー確認






間違いねー(>_<)


まぎれもねー 俺の愛車だ






見ると運転席には おふくろ・・助手席に親父。
そして何故か後部座席にたたずむ妹夫婦。












俺に気付いたおふくろ ミラーごしに手を振る。


他の3人も後ろに振り返り笑いながら手を振る。


今までろくに笑顔なんか見せたことの無い 妹の旦那までも 満面の笑み。






今までどんだけ~の人にめーわくかけてたのか反省の色すら見せず・・



てか 後ろの俺にそんなに早く気付けるなら・・おふくろ わかるょな俺様のいーたい事。








おまえらは笑ってる
後ろの客は怒ってる
そして俺は泣いている










目的地に着き 降りぎわ
客が、
「おせー車がいたな!見えてねーんだな まわりがよう」

「どうも すみませんでした」

「運転手さんが謝ることじゃねーよ」







俺は心の中で呟いた。今家族の一員として謝ったんです。












その日家に帰ると おふくろが
「今日 会ったねー」とノンキ発言。

その横に愛猫 りゅうくん



その二人の笑顔。

俺はりゅうを抱きしめ
一緒に布団にくるまった



その0.1秒後。








愛猫りゅうは、ものすごい勢いで布団から飛び出し 部屋を出ていった。