こちらはいつも通りの自画自賛トーク。洋さんゲストのときがいつも一番おもしろいです。


DISC1


 話している内容の趣旨はTVの在り方から始まっていました。ごく最近、NHKにて藤村Dが出演されていたこともあり、とても熱意が感じられます。「本当にそこまで考えていたの?」と感じるその裏付けというか、意味付けはいつもながらよくぞそこまで、と関心してしまうほど固められていました。あれだけ表裏なく見せていながら、そういうところはひた隠しにしているところ、プロなんだと思います。


 でもきいてて単純に思うことはいつも同じでw お二人の無駄話が見たい=番組なんて別にどんな構成でもいい=じゃ別に誰が撮っても・・・、と(^_^;)


 TVとは本来どうあるべきか。


 そんなの一、視聴者は考えもせず見ているのが大多数だと思うし、それが視聴者であって、自分もそうなので正直興味はないけど、熱意はこもっていた。
 彼ら(彼?)が言いたいのは、商業としてのTVを維持しつつも、自分たちはアーティストであり、クリエイターであるべきだと言っているように思いました。


 企業もちゃんと番組を選んでさえいければ、番組はまともになる。


 その極論はさすがにその世界に精通しているわけじゃないんで理解できませんでした。でも本来やりたいことって、視聴率がどうとかじゃなくて「自分たちがやりたいことをやりたいようにやること」なんだと思うんだけど、そのためには企業が、という話が繋がらなかったなぁ。これじゃたぶん変われないって、ことだけはわかったw


 TVに文化を求めるというお話も同じ。TVというある種完成され、良い意味で枯れた一つのメディアにおいて、どう文化を創り出せるのか。見たことがないだけに想像し難いものがありました。たぶん進化も変化もし続けてきているように見えるんだけど、それが文化?と問われると確かにわからない。


 お話でおもしろかったのは、今のTVは早く売れる"状況"を作り出すことに専念し過ぎていて、感性で作られていない、というところ。それが善し悪しではないとはいっていたけれど、それができる人は一握りであり、それは何も制作者だけがやってできることともいえない。現にこの「どうでしょう」であっても、その感性は出演者によるところがほとんどだと思ってるから(^_^;) 実際には、そう見えるように創られているだけ、なんだよね、きっと。そう言いたいんだと思った。


 常に考えて、自分たちの思うところを歩いていくというスタンスは絶対的に、どんな分野に於いても必要だとは思います。ただそれは非常に難しく、パワーがいるし、それだけをやっていたら食べていけないということももちろん。じゃあどうやればそれができるか。それを模索して藻掻いて、あるときふと、目指しているものに出会える。到達できる。それが多くの人々に認知され、評価される作品に成りうるのだと思いました。



 次に編集のお話。ノンリニアで早くなったって。なんだ、今まで試したこともなかったの?と、あれだけ1つ前のお話では過去を否定した発言しかしていなかっただけに、驚きでしたw それとこれとは違うのかな。まぁ、どーでもよかったw


 その後いつものミスターゲスト。続いて安田さん。どちらも元々それほど発言する方ではないんでw まああまりw
 その後の大泉さんのが、いつも副音声で一番楽しいと思っています。


 今回おもしろかったのは「もううれしーも歳だから録音機でいいんじゃない」発言。それは確かに、でした。いつもいつも絵としてはまあ、あってもなくてもと言われてもおかしくなく、ほとんどが車窓バックに字幕スーパーでまかなっているような感じ。絵はその補足、になっています。普通は逆だけどw でもそれならそれできっとおもしろいんだろうな、と想像できた。編集大変なら生でやればいいと思う。つまりそうなると手っ取り早いのはラジオになっちゃうんだろうけど、とりあえずHTPラジオってことでいんじゃないかなw

洋さんご結婚おめでと!!!(5/2 19:32 追記)
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DISC2

 ほとんど気に留まった会話はなかったんで、記事分けるのやめて一緒にw


 熟成されていく過程、楽しいです。いよいよ次回辺りにはアラスカとか来るのかと思うと楽しみで楽しみで。

 おもしろかったのは後枠かな~。 あの画にソリを入れるか入れないか、の違いは大きいということ理解できたし、たいして考えなどなく、置いていたというのも理解w

 それを考えてやるようなことは浅はかだってコメントにはまるで納得いかなかったw もちろん冗談でいっているんだとしても、笑えませんでした。

 誰だって自分の感覚だけで物を作って、それで食べていける、賞賛を受けるのなら、そんなに気兼ねないことないよw それは少なくとも、彼が作ろうと豪語していたTVではないだろうし、物作りとは言わないって思うんだよなぁ。


 今回もとっても楽しめました。桜前線・十勝は初見だったのも大きかったです。あれはあまりに緩いw ほとんど今回のDVDはDVD版前後枠に価値があったように思いましたw あとSEはオーケストラ版?はそろそろいいかな。元に戻していただけると嬉しいです。

 次回は年内には出ないだろうけどw 新作はあるかもだから楽しみです。