東京前夜です。
東京の街並みはやっぱり東京で、
懐かしさにも似た不思議な気持ちがあります。
原宿だって、新宿だって全部思い出の街。
だけどきっと、
ずっとスタジオに入っていた渋谷、ライブも沢山しました。
池袋、ワンマンをしました。
そして高田馬場、初期の頃から何度もお世話になりました。
気づけばバンドの思い出がこんなに。
4人でよく行っていた場末の焼肉屋さんで夜中まで語り合っていたことも、
集まって制作して、ひとりずつ寝落ちしてしまったことも、
初めて少年記でライブした時のことも、
初めてワンマンライブをした時のことも、
初めての大阪遠征で、車中泊したことも、
打ち上げがちょっと苦手で、いつも4人だけで飲んでいたことも、
事務所に所属が決まった寒い冬の日のことも、
きっと大きくなろうなって、誓い合ったあの日のことも…
もっともっと沢山、
こんなにめまぐるしい日々だったのに、
ちゃんと思い出せるよ。
そして、応援してくれた皆のこと。
いつもいつも、「皆がいなきゃ何もなかったね」って、メンバーと話してた。
沢山の人と出会った、歌わせてもらった。
移動気をつけてくださいね、
事故のないように、って、
それ皆にも言えるから。
逆に俺が言いたい。
近くでも遠くでも、とにかく気をつけて来い。
お前たちがいてこその俺たちなんだ。
大切なメンバーの一員だ。
いいかい?
明日の少年記は何百人の大編成バンドだ。
しっかりと見つめて、思うままに呼応してくれ。その大切なパートを任せるから…
ボーカルと演奏の最前線は俺たちに任せてくれよ。
そしたらきっと、誰にも真似できない、
少年記の世界が完成される。
一緒に見よう、ね。
誰もまだ知らない、最高の進化と昇華を。
春なのに、夜はまだ冷たい風が吹く。
でもそれも次第に暖かい風に変わって、
また新しい季節がやってくるのだろう。
その時の流れは無常で、また救いでもあって。
ただ…少しだけ、俺に時間をくれるのなら。
ここで命果てようとも、歌い伝えさせてほしい。
そして4年半の軌跡を辿らせてほしい。
叶うなら、皆と共に。