“3rd” Single 『IN THE SUNLIGHT』 | 少年記 コウ オフィシャルブログ「WORD BOUTIQUE」Powered by Ameba

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少年記のナンバリングタイトルを、
当日限定で発表するなんて、少しおかしな話だったのかもしれません。

また、表題曲にも関わらず、時代に反したバラードであったこと、
疑問に思ったかもしれません。




“3rd” Single 『IN THE SUNLIGHT』に関して、少しばかり話をさせてください。










やはり、楽曲や歌詞というものは、
その時その時の気持ちが大きく反映される、言い返せば、
似たようなものは描けても、本当にその時にしか描けないものだと思っています。

「あの時、こう思っていた」
「あの時は、こう感じていたな」

くらいであれば、いつでも思い出せるかも知れません。だけどその時の気持ちに対して、
深く知りゆくことは、本当に“その時”にしか出来ません。


だからこそ、残しておきたかった。

IN THE SUNLIGHTを、ひとつのメッセージとして、
そして、「ひとつの記憶につながる媒介」として。




この歌が、誰かの共感を得られるのかわからない。
ましてや、ナンバリングをつけることで、楽曲自体に更にプレッシャーを持たせてしまったのかもしれない。

だけど、それでも伝えたかった、残しておきたかった。
描いているときはただただがむしゃらでした。
こんな楽曲の描き方は久しぶりでした。



僕のわがままなのかもしれません。
だけどこの曲のデモを聴いて、すぐに「この曲にしよう」、と言ってくれて、
そしてナンバリングをつけることに何の反対もしなかったこと…

ひとつの楽曲をマスタリングまで、そしてジャケットのアートワークからプレスまで終えるには、沢山の時間と沢山の人の力が必要です。

僕だけの力じゃとうに及ばない。
何も言わずに完成まで尽力してくれた、メンバーとスタッフさんには本当に感謝の気持ちでいっぱいです。









聴覚と嗅覚は、特にその時の情景をフラッシュバックさせるものだと言います。

『言葉も、情景も、全て残せたらいいのに』

叶うなら、そうでありたい。
だけど悲しいかな、人は忘れゆく生き物です。
それは決して悪いことじゃない。ごく自然なこと。
大まかな記憶だけを残して、細やかな記憶は少しずつ時の海へ流されてゆきます。

時折その、時の海の波を瞬間的に引き戻してくれる何かがあります。

僕はそれを歌にすることにしました。

歌は時々、記憶の引き金となってくれます。
そしてまた、聴く時代によって解釈の仕方が変わっている自分に気付くこともあります。

だけど、その時に聴いて、その時に刻み付けた思いは、決して色褪せること無く、
いつでもその時の自分に出会わせてくれます。
そういう、普遍的な力が、歌には宿っていると思います。
















今は、はっきりとこの楽曲が、
少年記の3番目のシングルだと、胸をはって言えます。

あとは、奏でられる演奏の上、自分の声をのせるだけ。





天の上まで届くことを、願って。
























http://shounenki.jp/




【LIVE SCHEDULE】
・09/07(日)高田馬場AREA(少年記3rdワンマン )
・09/14(日)大阪芸術大学オープンキャパス
・09/15(月/祝)OSAKA RUIDO
・09/19(金)千葉・柏Thumb Up
・09/26(金)Ash OSAKA
・09/29(月)高田馬場AREA
・10/08(水)新宿RUIDO K4
・10/10(金)大阪・hillsパン工場
・10/16(木)OSAKA RUIDO
・10/19(日)池袋EDGE
・10/26(日)渋谷REX
・10/29(水)大阪・心斎橋FanJ twice
・11/05(水)渋谷REX
・11/07(金)大阪・心斎橋FanJ twice
・11/19(水)Ash OSAKA
・12/30 (火) 渋谷REX