人生時々迷うことがあります。
うまくいかない時・・
仕事の業績が悪くなった時・・
色々な話や誘いがきて、気持ちがふらふらする時などです。
「どうしたらいいんだろう・・・?」
と迷う時の答えはたった一つ。
「どうしたいかを決めることです」
退行催眠の相談でも、「今本当はどうしたらいいかを知りたいんです」
というものがたくさん寄せられます。
以下は仕事の業績が落ちて、困っている経営者の催眠体験談です。
朝田啓太さん(あさだ けいた 仮名)40代の経営者
啓太さんは定期的にコーチングを受けてくれている社長です。
人材派遣会社を経営しています。
コロナ前まで業績がよかったのですが、2022年くらいから業績が落ちてしまっています。
派遣業という既存ビジネスだけに頼ると将来が不安のため、
いくつかの新規事業も考えています。
今回は、自分の潜在意識と対話して、活路を見いだしたい。
という相談です。
退行催眠も何度か受けておられるので、自分の潜在意識との交流もスムーズです。
以下は、そのやりとりです。
水真: ※『啓太さんからあずかった質問事項を水真が聞いています』
取引先の業績が厳しくて、派遣先が先細りしていること、
そしてそれ以上に、派遣登録者が激減していて、
派遣会社なのに、派遣できる有能な人材が確保できなくて困っています。
どうするべきでしょう?
啓太の潜在意識: ※『啓太さんの身体(口)が喋っています』
あなたの原点に立ち戻るべきです。
あなたのミッションです。
あなたの吸引力
あなたの発する磁力
あなたのつくる未来ビジョンが大切です。
最近、色々なことを考えて施策を打っているようですが、
中心軸が弱く、心の主力エンジンが働いていません。
水真:
心の中心軸、主力エンジンが大切なんですか?
啓太の潜在意識:
そうです。
主力エンジンこそ潜在的パワーです。
引き寄せのパワーです。
「やらなくちゃ」という義務感ではパワーが弱いです。
心の奥深くから「やりたい!」という念いが生まれてくるからこそ、
目に見えない霊界が共振して引き寄せも起こるし、
インスピレーションも降りるし、
直感もさえてきます。
そするとビジョンが鮮明になってくるんです。
ビジョンとは未来のあるべき姿です。
心の中の設計図です。
心の中に家を建てる前に、家を建て始めてもうまく建ちません。
まずは心の中の設計図を作りあげることが大切です。
水真:
なるほどそうなんですね。
啓太さんも一生懸命努力されているのですが、
啓太さんの「仕事へのやりたい!というミッションはどのようなものなんですか?」
啓太の潜在意識:
啓太のミッションは「世の中の多くの人により良いインパクトを与えたい。
仕事を通して自己実現する喜びを知らしめる」
というものです。
「より良いインパクトの中に、人と人の良縁を繋ぎたい。というものがあったので
派遣会社を創業しました」
でも最近は、創業の喜びやワクワク感も薄れて、ルーティーンに忙しくなっている。
コロナの前までやっていたビジネス交流会なども休みがちだ。
そういうところが運氣を下げていますね。
水真:
では、そういう原点というミッションに戻ることこそ、
業績回復の決め手なんですね。
啓太の潜在意識:
そうです。
それともっと読書をするべきです。
良書を読んで、思考を深めていくといいです。
スマホを見る時間が長いです。
無駄な時間、無駄なエネルギーが、パワーのダダ漏れを起こしています (˘・_・˘)
夜寝る前の時間を読書やイメージング、瞑想に当てるといいです。
ミッションというのは悩み迷った時に道を照らすものです。
ミッションは闇夜の灯台
暗闇を照らすフラッシュライトです。
心の主力エンジンです。
きっと道が開けてきますよ。
水真:
ありがとうございます。
催眠後の啓太さんより、
う~んなるほど。
なんだか響きました。
たしかに最近迷っていて、一生懸命やってるつもりでしたが、
結果がついてこず、マーケティングや経営テクニックを追いかけていたような気がします。
創業の頃のワクワク感とか、楽しさを忘れていたようです。
もう一度、原点に戻ってやってみます。
その後、啓太さんは読書、イメージング、瞑想、軽い運動を始めたところ、
気持ちが充実してきて、色々なシンクロが起こり
業績も少しずつ上がってきはじめたと言われています。
迷ったときこそ、自分の原点というミッションに帰り、
理想のビジョンをイメージングすることは大切ですね。