北朝鮮の核実験問題で、与野党が26日の衆院本会議での採択を目指している北朝鮮に抗議する国会決議の原案が25日、分かった。全党一致での決議を実現しようとする自民党が民主党に起草を要請、民主案に自民、共産両党が修正を加えたもので、北の核実験が国連決議違反であることを明記せず、北に対する日本独自の制裁など断固たる措置を求めることも盛り込まれていない。自民党内からは「これでは北になめられる。誤ったメッセージになる」(保守系議員)と反発が出て、民主党などに再修正を求めたが合意には至っていない。 決議原案の名称は「北朝鮮核実験に強く抗議し、核兵器廃絶への取り組み強化を求める決議案」。25日の衆院議院運営委員会の理事会で与野党が決議を目指すことで合意し調整に入った。参院も衆院採択後に同様の決議を行う。 複数の関係者によると、原案では、北の核実験に対し、「強く抗議」し「重大な挑戦を断じて認めず、強く抗議する」としたが、国連決議違反であるとの指摘や、「追加制裁など日本の断固たる措置」(自民党幹部)への言及はない。また、原案の4分の3近くは総論的に日本や国際社会に核廃絶の取り組み強化を促す内容で、今回の北朝鮮による核実験に触れない内容になっている。 4月7日に、北朝鮮の弾道ミサイル発射に抗議した国会決議が、発射を「明白な国連決議違反」とし「わが国独自の制裁を強めるべきだ」と明記したのに比べても後退している。この発射抗議決議には共産、社民両党が「国連決議違反」の文言を拒み、賛成していない。 自民党国対は25日夜、党内の批判を受け、民主党などに「国連決議に反して」「北朝鮮に対する制裁を一層強める」との文言追加の再修正を提案したが調整はついていない。決議までには曲折がありそうだ。 ■ ■ ■ 「北朝鮮核実験に強く抗議し、核兵器廃絶への取り組み強化を求める決議案」の原案は次の通り。 5月25日、北朝鮮は国際世論を無視し2回目の核実験を強行した。わが国はこの国際社会への重大な挑戦を断じて認めず、強く抗議する。北朝鮮はすべての核を放棄し、国際社会の査察を受け入れ、朝鮮半島の非核化に取り組むべきである。 あわせて冷戦後の現在、核兵器のみならず核弾頭搭載可能なミサイル開発、核物質や核技術の流出、拡散の脅威は高まっている。政府はこの現実を重く受け止め、非核保有国と連携をとり、核保有国の理解を求め、核軍縮不拡散の取り組みと実行性ある査察体制の確立を積極的に進めるべきである。 去る4月5日、オバマ米国大統領は「核兵器のない世界」を追求する決意を表明した。唯一の被爆国として世界の核廃絶に向けて先頭に立つ責務を有するわが国は、この機会をとらえ、核廃絶を世界的な潮流とする努力をしなければならない。 2010年核拡散防止条約(NPT)再検討会議において、そのために主導的役割を果たし、核保有国を始めとする国際社会に働きかけ、包括的核実験禁止条約(CTBT)の早期発効や兵器用核分裂生産禁止(カットオフ)条約の推進など、核廃絶・核軍縮・核不拡散に向けた努力を一層強化すべきである。 右、決議する。 産経ニュース
民主党と社民党は何故北朝鮮の国会での非難決議に抵抗するのか。国連での中国やロシアでさえ、北朝鮮の非難を強めているのに。世界中であからさまに北朝鮮を擁護しているのは民主党や社民党、共産党のみという異常な状況だ。国民の皆さんもこのような日本の政治家の異常な行動をおかしいと思いませんか?
核不拡散とは、核保有国の絶対的な優位を保持するための体制であり、核廃絶を唱えても現状は変わらない。平和への努力は必要だ。だが、自国の安全を無視した平和論は逆に危険な論議である。核保有国は核兵器に関する問題は核保有国内部で決めようとするであろう。核保有の問題は侵略と覇権を繰り返してきた大国にとって、核の完全廃棄は自国の覇権の終焉を意味し、国家分裂を早める道と思えるのだろう。
矛盾しているようだが、日本も核兵器を保有してこそ、核廃絶にむけて発言力が強まり、核保有国も聞く耳を持つであろう。
「NPT加盟国の核保有国」 アメリカの核弾道数12000(最盛期は3万発)、イギリス200、フランス 482、ロシア1300~2万、中国300~400
「NPT未加盟国の核保有国」 インド数は不明だが保有、パキスタン数は不明だが保有、
「NPT未加盟国だが核保有確実視」イスラエル200発、
「核疑惑国」イラク、イラン、リビア、北朝鮮など、
「核放棄国」南アフリカ(6発の核兵器を自主廃棄と発表)
「核開発放棄国」アルジェリア、ブラジル、アルゼンチン
「NPT未加盟国の核保有国」 インド数は不明だが保有、パキスタン数は不明だが保有、
「NPT未加盟国だが核保有確実視」イスラエル200発、
「核疑惑国」イラク、イラン、リビア、北朝鮮など、
「核放棄国」南アフリカ(6発の核兵器を自主廃棄と発表)
「核開発放棄国」アルジェリア、ブラジル、アルゼンチン