ロシアビザで四島取材 STV記者、択捉島に滞在 (05/13 07:21)
【ユジノサハリンスク12日津野慶】札幌テレビ放送(STV)と日本テレビのモスクワ支局長を務める日本人記者が、ロシアの査証(ビザ)で北方領土に入域し、択捉島に滞在していることが十二日、明らかになった。日本政府は、日本人がロシアのビザ発給を受けて北方領土に入域することは、ロシアの支配を認めることになるとして自粛を求めている。
STV総務部は北海道新聞の取材に対し、同社記者が北方領土に滞在していることを認めた上で「現地に行く行かないも含めて、指揮命令系統は日本テレビ側にあり、この件では本人とも直接やりとりはしていない」と述べた。日本テレビ放送網総合広報部は「放送前なので、取材内容についてはお答えしない」とコメントした。ロシア・サハリン州のオストラバ通信社は十二日、日本人記者がロシアのビザを受けて北方領土を訪問したと報じ、「驚くべきことだ」と論評した。
外務省の児玉和夫外務報道官は十二日の記者会見で、事実関係を確認中とした上で「指摘の事例があるとすれば、北方領土問題に対するわが国の立場と相いれず、遺憾だ」と述べた。
択捉島のロシア人住民によるとこの日本人記者は、サハリンからロシアの客船で九日に同島に到着。ロシア人二人とともに十四日までの予定で滞在している。同島の大手水産・建設会社ギドロストロイなどを訪問。プーチン首相の訪日に合わせ、領土問題に対する島民の意識などを取材しているとみられる。
日本政府は一九八九年九月の閣議了解で、ロシアのビザによる北方領土入域を自粛するよう要請している。このため日本人記者の四島取材は通常、ビザなし渡航の枠組みを利用して行われている。
ロシアビザで四島取材 日本テレビに外務省が抗議 (05/13 20:41、05/14 09:52 更新)
外務省の児玉和夫外務報道官は十三日、日本テレビ系列のモスクワ支局長を務める札幌テレビ放送(STV)の日本人記者がロシアの査証(ビザ)で北方領土に入ったことについて、日本テレビの報道局長に対して「北方四島に対するロシアの管轄権を前提にしたかのような行為で、わが国の法的立場と相いれない」と電話で抗議した。
択捉取材で知事、STVに抗議へ 「元島民の心情逆なで」 (05/15 07:45)
高橋はるみ知事は十四日の記者会見で、日本テレビ系列のモスクワ支局長を務める札幌テレビ放送(STV)の記者がロシアの査証(ビザ)で北方領土に入った問題について、「元島民の気持ちを逆なでするものだ」と批判し、近く道議会と連名で日本テレビとSTV両社に抗議する考えを表明した。
この支局長は九-十三日の日程で、択捉島に上陸し取材した。日本政府は一九八九年九月の閣議了解で、日本人がロシアのビザで北方領土に入域することは、ロシアの支配を認めることになるとして自粛を要請している。
会見で知事は、十五日出発予定だったビザなし交流の日本側第一陣が中止になったことを踏まえ、「(STV記者が)国の方針にたがうことをした一方、故郷を訪問する希望がかなわなかった元島民の心情を考えると大変遺憾だ」と述べた。
この問題では、元島民団体の千島歯舞諸島居住者連盟(札幌)も十四日、両社に対し抗議文を提出した。北海道新聞
択捉島は日本固有の領土。日ソ中立条約を違約し、不法占拠をしているロシアからビザを収得する必要は無い。このような前例ができることで、元島民等の故郷を訪問するのにビザ無し交流ができなくなる事を危惧する。
この記事にあるように日本人記者の四島取材は通常、ビザなし渡航の枠組みを利用して行われている。 こういった原則無視は非常に軽率な行為と思う。
STV(札幌テレビ)及び日本テレビは公式に国及び、元島民等に謝罪し、再発防止に努めて欲しい。
日本政府は独自で核開発し、報復力を高め、北方領土奪還のために憲法改正や必要な法整備に着手せよ。