中国誘拐組織 大量摘発 女性や子供410人を保護 背景に農村部の嫁不足 5月9日15時45分配信 産経新聞 【北京=矢板明夫】中国国内で最近、女性や子供を誘拐する事件が多発していることを受け、中国公安省は4月上旬から全国規模で集中捜査を開始、5月初めまでの約1カ月間に72の誘拐グループを摘発し、誘拐された女性214人、子供196人を保護した。同省刑事捜査局の杜航偉局長が9日までに中国メディアに明らかにした。 中国で発生する誘拐事件は、欧米や日本でよく見られるような被害者の家族に身代金を要求するケースは少なく、ほとんどが人身売買を目的としている。中国政府が30年前から推進している一人っ子政策により、農村部での男女バランスが大きく崩れたことが誘拐事件多発の背景にあると指摘する声は少なくない。 男尊女卑の観念が強い農村部では、一人っ子政策が実施された直後から女児の堕胎が後を絶たず、当局の統計でも最近の新生児の男女比率は120対100よりもさらに不均衡になっている。それに加え、都市部に出稼ぎにいく若い女性が増えており、とくに内陸の農村部では深刻な嫁不足の状態となっている。 今回摘発されたケースの中でも、誘拐グループに「仕事を紹介する」などといわれ、農村部に嫁として売り払われた若い女性が多くいた。値段は地方によって異なり、最も安い貴州省などでは1人5000元(約7万円)程度という。 誘拐される子供も同じく農村部に売られることが多い。嫁不足から結婚できない男性が跡取りとして男児を必要としていることから、男児の方が女児よりも高い値が付くようだ。4万元(約56万円)で売買されたケースもあると伝えられる。 こうした誘拐犯罪は省をまたぐことが多く、各地の警察は横の連携が少ないため、捜査が難航することが多く、犯行グループを摘発することは少なかった。しかし今回、公安省は全国規模で専門のプロジェクトチームを作り、各地の警察をまとめて統一行動を取ったため、大きな成果につながったという。 公安省では「今回はあくまでも中間報告であり、プロジェクトチームによる捜査は今後も続ける」としている。一人っ子政策で跡取りの男児のみを希望し、堕胎するとは驚きだ。日本では息子は嫁に取られるので、親の面倒をみるのは女児という認識で、女の子が欲しい家庭が多いのだが。
一人っ子政策が誘拐の需要の原因になっているとは考えさせられる。頑是無い子供ならともかく、誘拐された女性を嫁として迎え入れるのが違和感の無い国というのも驚きである。中国からコスタリカへの人身売買も行われているそうな。また、コスタリカから日本への売春目的でコスタリカ人女性が送り込まれているそうです。日本はこういった暴力団の関与している国際犯罪について、積極的に取り締まるべきである。そして、国際刑事警察機構に強制捜査権と逮捕権を与え、国際刑事裁判所に全ての国連加盟国が参加するように促すことも必要と思う。特にアメリカと中国ロシアの参加は必要である。(但し、日本に対する中韓のいちゃもんについて考慮する必要がある)