快晴の空の下、柏のダブルデッキにて観望会に参加しました。
今までも何回か参加していましたが、今回は特別。
ついに自前の望遠鏡も連れ出してしまいました。

白い胴体で、いかにもな感じの彼なので、とにかく目立つようで、
組み立てて数分後にはお客様が・・・。
「今日は何が見えるの?」
「月ですね、もう少し暗くなれば、他にもいろいろな星が見えますよ」
「え?月があるの?」
・・・
その後には、別の国の方が。
「Can you speak English?」
「え、あ・・・a little...」
(ここから、何となく英会話しました)
「今日は何があるんだい?」
「いや、特にないんだけど、月を見てるんだ」
「え?月?見ていい?」
「いいよ、どうぞ」
「わお!綺麗だね。(スマホを取り出し)写真に撮りたいよ」
「いいね、やってみよう。でもちょっと難しいかも」
「う~ん・・・お、撮れた」
「へえ、上手だね!」
「あ、息子から電話だ。じゃあそろそろ行くよ」
(英語の教科書の様な会話ですね、でも事実なんです)
・・・
そうこうしているうちに、呼びかけが始まり、
気付くと自分の所は列をなしていました。
他のメンバーは比較的小型でしたので、こちらは10cmの口径を活かして160倍の倍率で、まずは月の表面を見ていただき、その後は木星をご覧いただきました。
シーイングも透明度も良く、木星は縞が幾重にも見えました。
ご覧いただいた皆様も、縞(とガリレオ衛星)を確認され、CGみたいと感激しながら言った方、写真で見たように見えるかと思ったと言った方、いつか自宅に天文台を作るんだと夢を語ってくださった方など、様々な楽しいリアクションをされていました。実に幸せな時間でありました。

結局、1時間半の間、自分の所は最後まで列が途切れることがありませんでした。いったい何人の方に見ていただけたのでしょうか・・・。一人15秒としても、300人以上?凄い集客力です。
まさに望遠鏡冥利に尽きる大活躍でした。
僕も楽しすぎるほど楽しんだ時間でした。晴れて良かったです。