

アイラン チョップシシ
イズミールから1時間位行き、アルテミス神殿跡<GoogleMap >をさっと見学した後、近くのレストランで昼食となる。
今回はトルコ料理のアイランという飲み物とチョップシシという肉料理を頂いた。
アイランとは飲むヨーグルトらしく、チョップシシとは羊肉の串焼きである。
ガイド氏いわく、”アイランと肉料理は相性が良い”という事を聞き、それなら、と普段はエフェスビールなのにアイランを頼んでみたわけだった。
ヨーグルトと肉料理?・・と思いつつ飲んでみると、甘くは無くて、酸味と塩味のする独特の味だった。ああ、まあヨーグルトって甘いイメージだけど、あれは砂糖を入れてあるからだからね。昔作るヨーグルトがあったけど、その素の味に近い感じ。美味しいとも不味いとも断定出来ないが故に個性を確立した稀有な存在、という所か。
一方のチョップシシ、見た目は焼き鳥を経費節減のため半分のサイズにしてしまった様な寂しい外見。食べてみると・・・まあ、美味しい方なんだけど、ちょっと焼き鳥ほどのうまみは出ていないという渋い一品。
そしてアイランとチョップシシの相性は、というと、うん、悪くない。
悪くないけど、かと言って食が進む程でも無い。
うん、やっぱりビールだろ?と思った。
なんか食事が否定的文章ばかりだが・・・まあ、店によって味って違うしね・・・それにたぶん、日本食はうまみに対しての探究心が旺盛なのだと思う。
お湯を入れるだけで出来上がるカップラーメンさえ美味いと言える日本って実はすげえのかも。チョップシシ作っている人に焼き鳥食べさせたらどう思うだろう?
食事が終わって、自由時間。

店の天井に吊り下がっていたランプ。
ガラスやビーズで作られたこれは手作りで、可愛らしい。
形状に異国情緒も感じられる・・・これはロックオンである。
どっかで買おう。
時間が迫る中、店の裏に通路があったので行ってみると、

おお?なんだこれ?
更に進むと・・・

え?まさか・・・

おお!これは!
いや、別に鉄道マニアではないのだが、レストランの裏庭は広大なSL公園となっていたのだ。なぜこんな所にあるのだろう?昔車庫だったのだろうか。
使われていない機関車、客車がおそらく20台以上は置かれていたのである。客車は乗ることが出来、中も結構綺麗だった。座ってくつろぎたかったが、もはやタイムアウトである。

ガイド氏からはそんな話聞いていなかったのでビックリしてしまった。
初めから教えてくれればレストラン脇のショップで時間を潰すことなんてなかったのに・・・
残念、と思いつつダッシュで戻るのだった。