ブログを始めると言っても何から書こうかなーって考えてたけど難しく考えるのはやめて思うがままに書こうと思う。

まず初めに自分についての事を書こうかな。

俺は今年35になる。性格的には穏やかな方だと自分では思っているけど周りにはそーは思えないと言われることが多い。

浮き沈みが激しく喜怒哀楽が多いと自分でも自覚しているけど変わり者とも言われる。物心ついたら男ばかりに興味を示していたが別に女が嫌いな訳ではないと思っていた。いや、思いたかっただけかもしれない。

そんな俺も中二の時に好きな女子が出来た。

正式に付き合った訳じゃないけど毎日夜中まで電話したり、一緒に帰ったり、交換日記までする仲だった。

自分の中ではその子といて楽しいし、何をしていても頭に浮かぶ存在だったからこれが「好き」っていうものなんだと思っていた。

でも、中二と言えばかなりの思春期だ。自慰行為を覚えたり性に関してすごく興味を示す時期だ。

なのに、俺はその好きであろう子と手を繋いだりキスをしたりしたいという衝動が一切起きなかった。周りの話を聞けば初体験を済ませた奴も少しはいたり、キスや手を繋ぐくらいは当たり前の様にしていた。それなのに俺はそういう気持ちが起きなかった。このくらいの時から「俺って男が好きなのかもしれない。そんなはず無い。」

と自分に言い聞かせていたがいつも性的に見るのは男だった・・・

男同士の悪ふざけでプールの着替えの時とか脱がせあったり自ら脱いで自慢する奴もいた。そんな光景に混ざることはなく、ただそれに興奮する自分がいた。

それとともに虚しさ、焦り、怒り、色んな感情に苛まされていたのを強く覚えている。

そんな感情を押し殺し自分を偽って生きていた。当時の自分にはそうすることしかできなかった。

当時は今みたいにインターネットもそこまででスマホもない。

友達は多かった方だと思うが男が好きだなんて口が裂けても言えない。

誰にも相談出来ずただひたすら悩んで生きていた。

周りが好きな子の話をしたり、恋人が出来ていくのを見て、自分も取り敢えず彼女を作らないとまずい、馬鹿にされる、カモフラージュで彼女を作ったこともあった。

俺の気になってる男友達から恋の相談を受けるたびに切なさでいっぱいだった。

でも、相談を受けるたびに自分の好きな人といつも一緒にいられるから幸せなのかも?とも思っていた。

中2の初恋もどきから高校までの5年間はこんなことの繰り返しで時をすごしていた。

高校卒業と共に俺の世界は一変した。。。