秋葉原通り魔事件の初公判が始まっています。
“秋葉原通り魔事件”(wikipedia参照)
2008年6月8日の午後12時30分過ぎに秋葉原の中心を通る交差点に暴走した2トントラックが突っ込み、横断歩道を歩行中の5人をはねました。その後、トラックを運転していた男が降車して歩道に戻り、はねられた被害者や救護していた通行人、警察官ら14人に所持していた両刃のナイフで次々に襲い掛かりました。その後、男は警官によって取り押さえられましたが、17名が被害に遭い、死者7名、重軽傷10名という犠牲者を出しました。
当時、僕は現場に近い出版社に勤めていましたが、幸いにも事件発生が日曜であったために事件に遭遇することはありませんでした。事件現場は僕の通勤路なので、その後しばらくは交差点角の家電量販店前に設置された献花台を見ることとなり、ここで多くの方々がなくなったと思うと、なんだか複雑な心境であったのを記憶しています。
秋葉原通り魔事件には東京DMAT(Disaster Medecal Asistance Team 災害派遣医療チーム)が出動して被害者の方々の救助にあたりました。
東京DMATとは医師、看護師、救急救命士、事務官から構成された医療チームで、災害や事故の際に素早く現場に駆けつけて救命医療を行います。2004年に全国に先駆けて東京都に設置されました。東京都消防庁と連携して活動し、東京消防庁の判断によってDMAT指定医療機関(*)に出動が要請されます。
基本は東京都内で起こる災害や事故などを対象に出動しますが、将来起こるであろうと予想される東海地震などの広域災害の場合には都外にも出動するようです。ちなみに2004年に発生した新潟中越地震では新潟県まで出動しています。
2005年には厚生労働省が「日本DMAT」を発足させましたが、東京DMATは国に従属しないし、指導を受けないと独立性を強調しているようです。
(*)DMAT指定医療機関:
日本医科大学付属病院、東京都立広尾病院、東邦大学医療センター大森病院、昭和大学病院、東京医科大学病院、帝京大学医学部付属病院、東京女子医科大学東医療センター、東京都立墨東病院、医療法人社団誠和会白髭橋病院、杏林大学医学部付属病院、東京都立府中病院、武蔵野赤十字病院、公立昭和病院、独立行政法人国立病院機構災害医療センター、東海大学医学部付属八王寺病院、東京医科大学八王子医療センター、青梅市立総合病院