先日、29人目の新型インフルエンザ感染者の死亡を、ここでお伝えしたばかりなのに、26日には死亡者が35人となっていたことがわかりました。
35人目:26日、埼玉県入間市に住む13歳の女子中学生がウイルス性心筋炎などによる心停止で死亡しました。新型インフルエンザ感染の疑いがあり、基礎疾患はなかったということです。
34人目:同日、奈良県に住む80代の男性が死亡しました。男性は新型インフルエンザに感染が判明していて糖尿病の基礎疾患がありました。
33人目:さらに同日、大阪府でも慢性腎不全を患う89歳の女性が新型インフルエンザに感染して亡くなったことがわかりました。
32人目:20日、神奈川県厚木市に住む51歳の女性が急性心筋炎で死亡しましたが、死後、女性の粘膜を調べたところ、女性が新型インフルエンザに感染していたことがわかりました。基礎疾患はなかったそうです。新型インフルエンザ感染によって急性心筋炎を起こした可能性が高いということです。
31人目:22日に埼玉県に住む67歳の女性が新型インフルエンザによる肺炎で亡くなりました。女性は川口市に住む無職の女性で、糖尿病、高血圧、高脂血症、脳梗塞による半身まひなどの後遺症がありました。女性は3日に発熱。6日に市内にある女性のかかりつけの病院を受診。タミフル服用後に熱が下がりましたが、8日に再び発熱し、呼吸状態が悪化したために別の病院に搬送され肺炎と診断されて入院。治療を受けていましたが22日に容体が急変して亡くなったそうです。
30人目:30人目の死亡者は福井県に住む50代男性で、23日に新型インフルエンザによる肺炎で亡くなっています。基礎疾患は糖尿病と高血圧でした。男性は発熱や咳などで福井市内の病院に入院し、タミフル投与の治療を受けましたが、11日に容体が悪化して、23日に亡くなりました。
ちなみにお隣の韓国での死亡者も既に30人を突破しています。
お亡くなりになった方々のご冥福をお祈りします。